結論先行型
新聞記事やネットニュースなどで使われている文章の型を「結論先行型」といいます。
雑誌や広報、レポートや評論なども、結論先行型で書くのが基本です。
論点や主張といった核心部分を、あらかじめ冒頭で示すことが特徴です。
こうすることで、文章の内容をわかりやすく伝えることができます。
冒頭で書いたことを補足するかたちで進めていく結論先行型は、後半へすすむにつれて尻すぼみになる構造をしています。
別名、「逆三角形型」とも呼ばれています。
図を見てわかるとおり、構造的に絞り込みが効くようになっていますね。
無駄な内容を含みづらく、論理をしっかり展開できます。
また、冒頭に結論を示しているので、最後の結びを無理につける必要はありません。
書き直しも後半部分から削ることができるため、書き手としてもまとめやすいですね。
ただし、第一印象がモノをいう型なので、読み手を惹きつけるセンスが問われます。
タイトルやリード文に工夫を凝らし、興味をそそるようなつかみが必要です。
この部分さえ克服できれば、読みやすい文章を効率的に書くことができます。
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