断定するときの注意

2017年4月5日

以下にご紹介した記事の内容をふまえて、断定するときの注意点を考えましょう。

言い切ることでしっかり伝える

断定する表現

 

断定すると、伝える力が強くなります。

強い表現を避けるのは日本語の特徴のひとつなので、断定するのに抵抗がある人は多いです。

しかし、それを払拭しなければ説得力のある文章は書けません。

読み手に伝えるためには、しっかりと言い切る(断定する)ことが重要です。

 

 

ただし、なんでもかんでも断定すればよいというものではありません。

問題は、文章の内容です。

 

 

自分の考えを発信する文章であれば、しっかりと断定して意思表示しなければいけません。

情報を発信する文章において物事を断定する場合は、注意が必要です。

なぜなら、事実として明らかなことでなければならないからです。

 

 

 

たとえば、医療に関する情報を発信するとき、全くの素人が主観で断定することはできませんね。

参考書籍の引用や、専門家への取材で得た内容を、出自を明らかにした上で書くのが最低条件です。

それが難しいのであれば、書かないでください。

そうでなければ、嘘の情報を発信することになります。最悪のケースとして、人命に関わる事態に発展することも考えられます。

 

信憑性のある文章を書きたいと思った場合は、しっかり断定できる内容を盛り込むことが必要です。

 

Posted by 赤鬼