断定するときの注意
以下にご紹介した記事の内容をふまえて、断定するときの注意点を考えましょう。
断定すると、伝える力が強くなります。
強い表現を避けるのは日本語の特徴のひとつなので、断定するのに抵抗がある人は多いです。
しかし、それを払拭しなければ説得力のある文章は書けません。
読み手に伝えるためには、しっかりと言い切る(断定する)ことが重要です。
ただし、なんでもかんでも断定すればよいというものではありません。
問題は、文章の内容です。
自分の考えを発信する文章であれば、しっかりと断定して意思表示しなければいけません。
情報を発信する文章において物事を断定する場合は、注意が必要です。
なぜなら、事実として明らかなことでなければならないからです。
たとえば、医療に関する情報を発信するとき、全くの素人が主観で断定することはできませんね。
参考書籍の引用や、専門家への取材で得た内容を、出自を明らかにした上で書くのが最低条件です。
それが難しいのであれば、書かないでください。
そうでなければ、嘘の情報を発信することになります。最悪のケースとして、人命に関わる事態に発展することも考えられます。
信憑性のある文章を書きたいと思った場合は、しっかり断定できる内容を盛り込むことが必要です。
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