【書き手として働く】自由な働き方だからこそ【柔軟性を活かす】
世の中には「めずらしい職業」がたくさんあります。
多くの人からすると「知らない世界」であり、収入はもちろんマネタイズの方法や様子が想像つかない仕事ですね。
文章を書く仕事もそのひとつです。
「ライター」「物書き」「作家」などと呼ばれる仕事の内情は、まさに多種多様です。
すべてをカバーすることは難しいため、今回はあくまでも一般的な「書く仕事の働き方」に焦点をあててご紹介します。
自由度の高い職業
書き手として働いていれば、好きな時間に寝られる上に、遅くに起きたとしても怒らることはありません。
自分のペースで作業を始められますし、いつでも休憩できます。
在宅で仕事するもよし、気晴らしにどこかへ出かけて仕事するもよし。
仕事を終えるタイミングも自分次第で、都合にあわせてまとまった休みをとることも可能です。
そこでの取り組み方が成果となり、収入や実績としてすべて自分に返ってくるわけですね。
上記の内容からわかるとおり、書き手としての働き方はまさに「自由」です。
もちろん仕事である以上、「なんでもアリ」というわけではありません。
ウェブでも紙でも締め切りは存在しますし、取材や打ち合わせの予定が入ることもあります。
場合によっては、睡眠時間をとれない状況も珍しいことではありません。
しかし一般的な会社勤めの方と比べて考えれば、これほど自由度の高い職業はそうそうないといえるでしょう。
ほとんどの仕事が「自宅内」で事足りる
その気になれば、他人との接触を避けて生活することもできます。
私の場合、基本的に不要な外出は控えるよう心がけています。
「”外出する”には時間やお金や労力が必要」という個人的なコスト意識もあり、外出の頻度は一ヶ月に2回程度しかありません。
打ち合わせや取材など、本当に必要なときにのみ濃密なスケジュールを組んで出かけます。
その良し悪しはともかくとして、実際、ほとんどの仕事が「自宅内」で事足りてしまうのです。
業務連絡はLINEやメール、SNSのダイレクトメッセージやビデオ通話などを使って済ませてきました。
紙の書類が必要な場合は郵送でやりとりすればいいのであって、これまでとくに不都合なく仕事できています。
個々のスタンスや執筆内容によっても変わってくることですが、物書きという職業はナチュラルに「ひきこもる」ことが可能なのです。
職業の柔軟性を活かす
「物書きは自由な職業」といっても、決して良いことばかりではありません。
公私の切りかえが難しかったり、モチベーションを維持できずに悩んだり。
体調を崩して寝込んだり、スランプに陥ったりすると、収入はすぐに激減します。
悲惨な経営状況が続けば、大げさでなく「死」につながります。
そのため、タイムカードに縛られる働き方とは違った辛さがあるのです。
書き手を目指すのであれば、その都度、職業の柔軟性を活かした対策を考えるべきです。
書くことが辛く苦しいと感じたときは、カフェなどに出かけ、執筆する場所を変えてみてもいいでしょう。
予算に余裕があれば、小旅行を計画して、移動中や宿泊先で仕事することもできます。
あえてパートやアルバイトをすることで、生活リズムを整えるのも策のひとつです。
感染症の流行や災害の発生によって「テレワーク」が推奨されたときは、自主的に移動を控えるものアリですね。
どれもこれも、物書きという職業だからこそ実現できることです。
「いつでもどこでも仕事ができる」というその柔軟性を活かして、最大のパフォーマンスを発揮していきましょう。
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