今回は「そこで」と「したがって」について考えていきましょう。 どちらも同じような場面で用いられる接続詞で、原因から結果を導き出す場合などにこれらを使います。   しかし「そこで」と「したがって」には、使い分けの基準が ...

  文章に起こるミスのほとんどは、言葉の使い方を誤ったものです。 なかには、書き手自身はもちろん、読み手すらも気付かないミスもあります。 わかりやすい例をひとつ挙げるとすれば、「する」と「させる」の使い方です。   とき ...

  文章に組み込む語句は、その修飾関係が明確でなければなりません。 説明や描写が必要になる場合は、特に注意が必要です。 本来伝えるべき意味を誤解される可能性があるからです。   そのような状況を未然に防ぐための方法を3つ ...

  文章が長くなれば、読み手に負担をかけることになります。 書き手として特に気をつけたいのは、修飾するときです。 文のなかで長々と修飾してしまえば、読みづらい文章になってしまうのです。     原文 アメリカの ...

  主語につく格助詞といえば、格助詞「は」と「が」ですね。 「私は~です」「これが~です」といったように、その言葉を主語として認識できるのは、これらの格助詞がついているおかげです。   しかし「は」と「が」は、必ずしも主 ...

  重文や複文では、主語が2つになることがあります。 この時点では特に問題ありませんが、述語が1つになる場合には注意が必要です。 主語と述語を対応させなければ、不可解な文章になってしまいます。     原文   ...

  文章において欠かすことのできない存在のひとつが、名詞句です。 これは、文法上の立ち位置に限ったことではありません。 動詞を名詞化する作用をもつので、書き手にとってもありがたいテクニックでもあります。 ただし、不要なものまで名詞 ...

  物事は、上位概念と下位概念に分けることができます。 上位概念とは、広い範囲に及ぶ概念のことをいいます。 その中に含まれる比較的小さな概念を、下位概念と呼びます。   これらを混在させて並べると、あべこべな文章になって ...

  文章において、書き手の無知が引き起こすミスであれば、ある程度許容できるという見方もできます。 発覚したその場で学べば良いのですから、二度と同じことは起きないしょう。   しかし意味の重複が起きている場合は、少し事情が ...

コラム, 執筆アイテム

  愛用品をご紹介します。 無印良品のダブルリングノートと、同じく無印良品のアルミ丸軸万年筆です。     これらは、ネタ帳のセットとして愛用しています。 アイディアをメモしたり、マインドマップを作ったり、構成 ...