常体と敬体
日本語の文章において、代表的な文体は、「だ・である調」と「です・ます調」です。 あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、このように表記すればピンとくるはずです。 ● 常体(だ・である) ● 敬体(です・ます調) ...
「的・性・化」を使ったほうが良い場合
「的・性・化」を使うと、文章の意味があいまいになります。 「的・性・化」を避ける この表現を避けようとして無理に手を加えると、逆にわかりづらくなってしまうことがあります。 ここで、2つの例文を比較してみましょう。 ...
「たとえば」の使い方
「たとえば」は、事例をもちだすときに使われる接続詞です。 伝えたい内容をより鮮明なものにして、わかりやすくすることが主な目的です。 原文 今年中には、海外旅行するつもりだ。 そのために ...
事実と見解を区別する
伝わりづらい文章は、「どこまでが事実で、どこからが見解か」が明確になっていません。 これをはっきりさせなければ、読み手は混乱してしまいます。 まずはこれらを区別することから始めましょう。 原文 す ...
論理を組み立てる三大要素
何かを説明する文章には、論理が求められます。 しかし、漠然と「論理」を組み立てようとすると、文章としての体裁が保てません。 そこで、論理的な文章を書くための三大要素をご紹介します。 1. 主張 主張 ...
こだわるからこそ、万年筆
書くことへのこだわりを体現できるアイテムは、そう多くありません。 万年筆はそのうちのひとつで、執筆アイテムの代表格です。 しかし、決して便利なものではないのです。 万年筆は値段が高く、定期的にメンテ ...
文を構成する2つの要素
私たちが文を目にするとき、どこからその意味を読み取っているのでしょうか。 文字、品詞、表現、文体、文法、前後関係…… 難しく考えてもキリがありません。 実のところ、意味を構成する要素はたった2つしかないのです。 ...
ひとつの見出しに書く文字数
ひとつの見出しは、どのくらい文字数で書くのが適正でしょうか。 長すぎても、短すぎても、文章の体裁は整いません。 目安となる文字数があれば、ぜひ知りたいですよね。 ひとつの見出しに書く文字数は、400 ...
「複数の同列」を説明する構成
「自動車の運転」について説明するとします。 基本となるのは、アクセルとブレーキ、ハンドルの操作ですね。 どれかひとつでも欠ければ、自動車の運転はできません。 つまり「アクセル」「ブレーキ」「ハンドル」は、同列に説 ...
ミクロとマクロの起承転結
「起承転結」は文章構成の基本です。 個人の日記から学術論文まで、さまざまな文章に応用できる構成法です。 しかし、考えなしにこの構成法を用いれば良いわけではありません。 特に、長い文章の場合は、少しコツが必要なのです。 ...