助動詞「れる」「られる」には、4つの用法があります。   ● 受身(~される) 例:みんなに笑われる。   ● 可能(~することができる) 例:これはすぐに覚えられる。   ● 自発(意図せずとも ...

  こそあど言葉は、文章にとってなくてはならない存在です。 しかし使い方を誤ってしまうと、文章はくどくなってしまいます。     原文  一期一会。これは有名な四字熟語のひとつです。これは「出会いを大切にし、誠 ...

  こそあど言葉とは、代名詞や限定詞として使われる指示語です。 「これ」「それ」「あれ」のように、事柄を指し示す働きをもっています。 典型的な指示語ではありますが、そもそも何のために使うのでしょうか。     ...

  文章において、重要な役割を担うのが読点「、」の使い方です。 今回は連用中止と呼ばれる用法について、基本的な使い方をご紹介します。   連用中止とは、動詞の連用形と読点をあわせて成り立ち、二つの文を一つにまとめる役割を ...

  「テ形接続」とは、単文と単文をあわせて複文にする用法です。 前後二つの事柄を「て」でつないで、意味を一つのかたまりとすることができます。 日本人であれば感覚的に使える基本的な用法ですが、実は様々な原則や制約が存在します。 ...

コラム

  読み手に負担をかけない文章など、この世に存在しません。 文章は、誰にもわかってもらえない これはすべての文章がもつ共通項であり、例外はありません。 読み手にかける負担を最小限に抑えるためにも、「理解しやすい文章」を書く必要があ ...

    タンスの角に小指をぶつけて、「ぎゃー!」「うぁあー!」「でぇー!」といった悲鳴をあげたとします。 このとき咄嗟に出た言葉を、感情語と呼びます。   生まれながらにして肉体にこもった言葉とされ、赤ちゃん言 ...

コラム

  表現の多様性は、日本語がもつ特徴のひとつです。 頭でわかっていても実感したことはない、そんな人が大多数でしょう。 今回は、その特徴が顕著に現れた例をご紹介します。     「吾輩は猫である」 言わずと知れた ...

  三人称の使い方について調べると、検索上位に上がるのは三人称小説の執筆方法に関する記事です。 今回は、そのような技術についてのご紹介ではありません。 三人称の使い方でも、より基本的なこと、読み手への伝わり方について解説します。 ...

  カタカナとひらがなの使い分けは、とても曖昧です。 明確な正誤の判断ができず、どちらとも言い切れない場合が多々あります。 しかし、原則的なルールは存在します。 使い分けの一般的な解釈を見ていきましょう。   ...