【小説の分類】作品への向き合い方、舵を取る方向【書き手の志】
小説はさまざまな観点から分類することができます。 ジャンルの違いはもちろん、作品全体に染み込ませる要素が「娯楽」か「芸術」でも変わってきますね。 今回は「書き手の志(こころざし)」に重きをおいて、小説を分類してみます。 かんた ...
書く仕事は”職業”といえるのか【「元」がつかない】【特殊な仕事】
世の中にはさまざまな仕事があるなかで、「書く仕事」は非常に特殊な働き方といえます。 たとえばテレビタレントが小説を出版しても、作家に転職したことにはなりませんね。 「書く仕事」が本当の意味で"職業"として分類されるのであれば、 ...
コロナ禍について【読み方】【文面の表記】
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 令和に入って間もなく、私たちはパンデミックを経験することとなってしまいました。 社会の混乱を身近に感じているものの、赤鬼は公私ともにコロナウイルスの影響を受けていません。 物書きであれば、 ...
書き手の目線の高さ【読み手との関係】【バランス感覚】
プロアマ問わず、あなたが"書き手"である以上は読み手を意識して書くはずです。 いわゆる「読み手のことを考える」ですね。 ただしこれは、かならずしも「読み手と同じ目線に立つこと」ではありません。 今回は書き手の目線について、具体 ...
【多角的な視点】文章の強度を高めるために【テーマとの距離】【意見の複合】
書き手のなかにある「伝えたいこと」は、なるべく説得力をもたせながら表現したいものです。 読み手に理解されなかったり、支持を得られない状況を避けるべく、書き手は創意工夫をこらすわけですね。 このとき書き手が行うのは、いわば文章の ...
「テンポ」と「奥深さ」の関係を考える【表現の二重性】
物語に流れる時間と、そこに描かれる内容の濃さについて考えましょう。 かんたんな言葉に変換すれば、「テンポ」と「密度」ですね。 書き手はこの両者を共存させ、バランスをとりながら、作品全体を仕上げていくことになります。 今回はこれ ...
【書き手として働く】自由な働き方だからこそ【柔軟性を活かす】
世の中には「めずらしい職業」がたくさんあります。 多くの人からすると「知らない世界」であり、収入はもちろんマネタイズの方法や様子が想像つかない仕事ですね。 文章を書く仕事もそのひとつです。 「ライター」「物書き」「作家」などと ...
【取材】「質問する」という行為について【対面形式】
取材をする上で、「誰かに質問するチャンス」を得られることがあります。 取材対象である当事者とのアポがとれた場合はもちろん、知りたい情報をもっているであろう人物に質問する場合もありますね。 今回はこの「質問する」という行為につい ...
厳しい読み手を設定する【書くと読む】【否定と肯定】
不思議なことに、文章を書くときはさまざまな自分が重なって存在しています。 そのなかでも今回は「厳しい読み手」に焦点をあててみましょう。 厳しい読み手の存在は、文章の出来栄えはもちろん、書き方そのものに影響を与えます。 詳しくみ ...
サスペンス効果を取り入れる【ジャンル問わず】【引きつけるための仕掛け】
物語を読ませるには、サスペンスが必要です。 ここでいう「サスペンス」とは、大枠のジャンルを意味しているわけではありません。 ミステリーやハードボイルド、スリラー作品などに限らず、どのジャンルにも取り込める要素としてのサスペンス ...