コラム

  文章を書くにあたって、話し言葉を前面に押し出すことは避けるべきです。 特に、文頭に話し言葉をもってくると、その後に続く内容の品格が落ちてしまうのです。 今回は、気を抜くと使ってしまいそうな「なので」について考えていきましょう。 ...

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  私たちは、普段の会話で音が省略された言葉を多く使っています。 これらは、文章に大きな影響を与えます。 どのような影響なのかを把握して、使いこなせるようになりましょう。     音が省略された言葉を使った例文 ...

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  日本語は、とても難しい言語です。 日本語を母語とする日本人ですら、日本語を巧みに操ることは簡単ではありません。 誰しもが、言葉の意味や使い方を勘違いしている可能性があるのです。   文章として書くときには、よりいっそ ...

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  「~させる」と言い表すときに使う形態を、使役(しえき)といいます。 使役表現は、次に挙げる3つの言い回しが基本となっています。     使役表現の基本 ● ~させる     例 : お客さんを満足させる。 ...

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  こちらの記事では、外国語を学ぶことで文章力が向上するという内容をお伝えしました。 外国語を知らない人は自国語についても無知である 今回はこちらの続編です。   世の中の書き手全員が、第二言語を学んでいるわけではありま ...

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  ドイツの作家、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの格言です。 「外国語を知らない人は自国語についても無知である」 これは、外国語と比べることで、初めて自国語を客観的にとらえられるという意味です。   比較対象とな ...

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  読み手に負担をかけない文章など、この世に存在しません。 文章は、誰にもわかってもらえない これはすべての文章がもつ共通項であり、例外はありません。 読み手にかける負担を最小限に抑えるためにも、「理解しやすい文章」を書く必要があ ...

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  表現の多様性は、日本語がもつ特徴のひとつです。 頭でわかっていても実感したことはない、そんな人が大多数でしょう。 今回は、その特徴が顕著に現れた例をご紹介します。     「吾輩は猫である」 言わずと知れた ...

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    さまざまな場面で、量と質の関係性について考える機会があります。 先に断言しておきますが、文章を書くときは、量よりも質を重視しましょう。   これは当然の話で、いくら長い文章を書いても、内容の質が低ければ ...

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    散文の「散」という字には、侮蔑の意味が込められているという説があります。 一定のルールに基づいて書かれる韻文に対して、特に制約を受けずに書けるのが散文です。 読んで字のごとく、散らかっているということですね。 ...