創作

  人間には、見えるはずのものを見ようとする性質があります。   たとえば「富士山」をイメージしましょう。 青みがかったゆるやかな三角形の頂点が、白く染まっている様子をイメージするはずです。   しかし、近くで ...

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今回は、描写文の効果について詳しく見ていきましょう。   こちらの記事にも書いたように、描写文は物語の進行にブレーキをかけます。   本来、物語は終わりに向かってどんどん進んでいくべきであって、読み手も次の展開を望んでい ...

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  今回は、会話文の文体について考えましょう。   こちらの記事で、会話文には「超えられない壁」があることをご紹介しました。 ようするに、小説の会話はどうしても不自然になってしまうものなので、書き手はそのことを自覚しなけ ...

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  小説の会話文を書くにあたって、自然な会話を目指すのは当然のことです。 しかしタイトルにあるように、会話文には超えられない壁があります。 それは、書き手がどのような工夫を凝らしても、不自然さはかならず残るということです。 ...

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  小説に描かれる会話文は、「登場人物の発言」です。 当然ですが、「作者の発言」ではありませんね。 したがって、会話文を「作者の思いを伝える手段」としてとらえるのは間違いといえます。   これを無視して強引に書き進めると ...

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  会話文は、説明文としての役割を果たすこともあります。   たとえば、他者が主人公のことを語る場合です。 主人公以外の発信元から情報を提示することで、「自分語り」を防ぐことができます。 書き手としては、楽に情報提供でき ...

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今回は「時間軸の調整」について、基本的な考え方をご紹介します。   当然ながら作品のなかには「世界」があり、そこには「時間軸」が存在します。 書き手は、文章でその進行スピードを調整しなければなりません。     ...

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書き手は、登場人物の詳細を綿密に設定して、作品として描きます。 登場人物の人となりは、さまざまな心の動きを生じさせるでしょう。   ある意味では、生命の創造と同様なのです。   たとえ「架空の人物」である前提は覆らないと ...

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  小説では、作者の知らない世界を描かなければならないことがあります。     多くの場合、書籍やインターネットで調べると大量の情報が手に入ります。 しかし、作品のリアリティを求めると、それではまかなえない部分 ...

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原則として、書き手は登場人物の性格を一貫させなければなりません。   序盤では温厚な性格だったのに、終盤にさしかかると怒りっぽくなる登場人物がいたとしましょう。 性格を変化させる要素がどこかにあれば納得できますが、何の前触れもなく ...