今回は、書き手の思考についてご紹介します。 どのように物事を捉えていくかを考えることで、書き手としてどうあるべきかが明確になります。   こちらの記事の内容を発展させて考えます。 ■ 目に見えないことを感じとる ...

  世の中には「目に見えるものがすべて」と考える人がいます。 とても合理的な考え方ではあるものの、書き手の在り方としては考えものです。   書き手に必要なのは、「目に見えないことを感じ取る力」です。 物事の本質や意味、裏 ...

  身につまされるかたちで経験・体験した物事は、「具体的な実感」として扱うことができます。 具体的な実感から書かれた文章には一貫性があり、読み手を納得させる力があります。 つまり、自分の感覚を通して表現した文章は「伝える力」が強く ...

  表現そのものに、男女の差が見え隠れすることがあります。 たとえば、語尾につく「~だぜ」は男性的で、「~だわ」は女性的であるような印象をもちますね。 「女性言葉」や「男性言葉」として区別されるこれらは、その使い方に性差があります ...

  今回は、書き手としての読書について考えます。   読書、つまり文章を読むことは、たくさんのエネルギーを消費する作業です。 音楽を聴いたり、映画を観たりする場合とは違い、読み手となる自分が能動的にアプローチする必要があ ...

  あなたにとっての「文章のネタが浮かびやすい瞬間」は、どこで何をしているときでしょうか。 自宅でシャワーを浴びているときや、車を運転してどこかに向かっているとき。 ベッドに入ったときや、眠りにつく瞬間に浮かぶこともありますね。 ...

  文章力を鍛えるためのトレーニングはさまざまあります。 なかでも代表的な例は、書き写しですね。   好きな作家や新聞のコラムなど、「巧い」と感じる文章を模写する。 これによって、自分の語彙力や表現の幅を広げ、文章構成の ...

  言葉の性差について考えるにあたって、まずは「有標」と「無標」について知っておく必要があります。 言語学には、「有標(marked)」「無標(unmarked)」という考え方があります。 これらについてかんたんに説明しましょう。 ...

  今回ご紹介する内容は、センスを磨くための方法です。 いわば、書き手としての思考を鍛える訓練ですね。   まずは、かんたんなイメージトレーニングを実践してみましょう。       最寄の駅 ...

  「伝えたいことを書く」 何度もご紹介している文言ですね。 今回は、このことを掘りさげて考えていきます。   「伝えたいことを書く」は、胸のなかにたまっているものを吐き出すということではありません。 書き手の思うがまま ...