ここに2通のラブレターがあります。 想いがこもっているのは、どちらのラブレターでしょう。   A. 10人に宛てたラブレター B. 1人に宛てたラブレター   Aの場合は、10人 ...

  日本語は、断定を避ける傾向が強い言語です。 主に文末の表現において、その特徴が現われます。 なぜ言い切らないのか     原文  今月の売り上げは5000万円のように思われます。前年比からみる伸張率は12% ...

  ペルソナは「ある特定の人物像」を意味する言葉です。 心理学者のユングが使用したことで有名ですね。 少しづつですが、一般社会にも普及しつつある言葉です。   特に、ビジネスシーンにおいて、この言葉を聞いたことがある方は ...

  文章を読んでもらうには、読み手にとって有益な情報が記載されていなければなりません。 内容に含まれる情報は、正確であることが求められます。 信憑性に欠けるものであれば、どれだけ文章が秀逸だったとしても、読んでもらえないのです。 ...

コラム

  日本語の特徴のひとつに、言葉に含みを持たせて解釈を相手に委ねる表現があります。 主に話し言葉においてこの傾向が見られますが、書き言葉にも散見されます。   「~のように思われます。」 「~といっても過言ではありません ...

  執筆にあたって、完璧な出来を追求しすぎるのはやめましょう。 文章に絶対的な正解はないのです。     たとえば、上記のセンテンスをもって考えてみましょう。   ・絶対的な正解は、文章にはないのです ...

  私たちが書いている文章は、いったい何でできているのでしょう。 今回は、その構成要素について考えてみます。 文章を構造的に紐解いていきましょう。       ① 文 「文」がなければ、文章として成立 ...

  良い文章を書こうとしたとき、ついつい美文を書こうとしていませんか? 難しい言葉を使ったり、上手い例え話を持ち出したり、奇をてらった表現をしてみたり・・・。 これらの手法は決して悪いことではありませんし、作成する文書によっては必 ...

  私たちが当たり前のように使っている、句読点。 今回は、この句読点について、もう一度真剣に考えてみましょう。   句読点(くとうてん)とは、句点と読点をあわせた呼称です。     句点(くてん) 「 ...

  句点は、文の切れ目に打つ記号です。 文末に打つというルールは、小学生でもわかるような常識ですね。 しかしときどき、間違った使い方を目にすることがあります。     原文  いつも明るく笑顔でいる。をモットー ...