【創作】言葉の「表記」に意図をもつ【読み手に与える印象】【基準を設ける】
小説を書くときの「表記」について考えます。 言葉を扱うにあたって、書き手は「どこを漢字にするか」「どこをひらがなにするか」を判断しなければなりません。 書き手の意図をもつことで、表記に対する考え方も明確になるはずです。 例をま ...
【創作】登場人物になりきる感覚【正しい視点の確保】【リアリティ】
「リアリティのある登場人物」を描くためには、その設定を細かく詰めることが大事です。 ただし登場人物の設定だけでは、いざ物語が動いたときにリアリティを保障できなくなることがあります。 そうならないためにも、書き手自身、登場人物に ...
【創作】「おもしろい小説」を書くための3要素【物語×登場人物】【読み手に作用するもの】
書き手であれば、誰しもが「おもしろい作品」を書きたいものです。 しかしそれには明確な基準がないため、書き手は半ば"見切り発車"で筆を進めるしかありません。 そこで今回は「おもしろい作品」を書くためのポイントを3つにしぼってご紹 ...
【創作】現実にあるものを作品に取り入れる【権利関係のクリア】【作品への影響】
架空の世界のなかに「現実にあるもの」を取り入れたくなる場合があります。 実在する「人物」や「モノ」、「作品名」や「地名」などが、物語にとって重要に思えることがあるのです。 最初に書いておきましょう。 現実にあるものを作品で扱う ...
【創作】作品として成立させるだけでは足りない【残るもの】【与える変化】
「書くこと」はとても大変な作業です。 まして「小説」を書くとなれば、もっと苦しい作業になるでしょう。 物語の構成や登場人物の設定など、書き手はたくさんのことを考えながら正確に文章を紡いでいかなければなりません。 それらをまとめ ...
【登場人物の設定】職業から人物像を考える【キャラクターの形成】
登場人物に「この人だからこそできること」を設定すると便利です。 いいかえれば「特技」ですね。 これを要素として取り入れると、特定のキャラクターを形成しやすくなります。 そうして出来上がった登場人物は、効率良く物語に作用していく ...
【登場人物の描き方】キャラクターを割り当てる感覚【書き手が配役する】【役者さんに演じてもらう】
今回は「登場人物の設定方法」について考えてみましょう。 人物の詳細をできるかぎり詰めていくることはもちろんですが、その前に覚えておくべきポイントがあります。 それがキャラクターを割り当てる感覚です。 この感覚をもちながら登場人 ...
【創作】回想を作るときのポイント【入口を構造から作る】
回想の扱いは非常にデリケートで、書き手は多大なエネルギーを消費します。 今回は回想を取り入れるときのポイントをご紹介します。 とくに着目するのは回想の内容というよりも、物語の構造です。 順を追って見ていきましょう。 ...
【創作】物語に組み込む「意外性」について【読み手を裏切る】【意外性のレベル】
書き手は常に、物語がおもしろくなる要因を考えているはずです。 そのひとつに「意外性」が挙げられるでしょう。 今回は物語に組み込む意外性について、基本となる考え方をご紹介します。 創作で扱う「意外性」 ...
【創作】物語に「主人公の変化」を作る【変化するきっかけ】
物語において「主人公の変化」は非常に重要です。 最初から最後まで主人公の心情に変化がない物語は、人の心を動かしません。 「主人公の変化をどのようにもたらすか」は、執筆のポイントとなります。 今回は変 ...