【ブログ運営】リピーターの確保について【継続的に読む理由】

 

リピーターの確保について考えます。

書き手として活動していると、さまざまなタイプの読み手がいることに気づきます。

ブログの運営に欠かせないのは、リピーターです。

今回はリピーターを確保する方法に着目しましょう。

テクニックというよりも、基本的な考え方についてご紹介します。

 

 

「継続的に読む理由」を与える

極論をいうと、良質な記事を書き続けることができればリピーターは確保できます。

しかし「良質」という言葉は場合によってさまざまに解釈することができるので、具体性に欠けます。

リピーターを確保するにあたって重要なのは、あなたのブログに「継続的に読む理由」が備わっているかどうかです。

 

たとえば、インターネットでちょっとした調べものをしたいだけの読み手は、求めていた情報を得られればすぐに去っていきます。

リピートしてもらうのであれば、その読み手を引きとめ、さらには次の更新を待ち遠しく思わせる理由が必要です。

つまりリピーターの確保とは、いいかえれば、継続的に読む理由を読み手に与えることなのです。

この理由がなければ、リピーターの確保は実現できません。

 

 

理由は1つあればいい

いくつか例を挙げてみましょう。

● 次の展開が待ち遠しいから(旅ブログ、ものづくり系ブログ)

● 新製品をどこよりも早く、詳しく紹介してくれるから(商品レビューブログ)

● 関心がある情報、学びたい分野について書いてあるから(情報系ブログ・教育系ブログ)

 

細かな理由はそれぞれのジャンルや、ブログの特性によって変わってきます。

このとき、「継続的に読む理由」は1つあれば十分です。

欲張ってあれこれ仕込んでしまうと、記事の仕上がりが雑になったり、ブログの方向性が変わってしまったりと、さまざまな弊害が引き起こします。

書き手が問題なくこなせるのならかまいませんが、そこに“たくらみ”が少しでも見えてしまうと読み手は離れていきます。

かえって読み手を失うことにもなりかねないので、いたずらに理由を詰め込まないよう気をつけましょう。

 

 

「書き手自身」が売りとなる

さらに突き詰めていきます。

「継続的に読む理由」をどのようにして与えるかを考えたとき、書き手はさまざまな工夫を凝らすはずです。

ブログを見つめなおしながら、にじみ出る特色に応じたギミックを記事に仕込むでしょう。

しかしながら、どんなブログであっても、最終的にセールスポイントとなるのは「書き手自身」です。

 

わかりやすいのは、芸能人のブログです。

たとえば記事に書かれているのが「平凡な日常」でしかなくても、ファンであれば読まずにはいられません。

ファンからすればその芸能人の日常を知りたいでしょうし、読み手にとって価値ある内容になるわけです。

 

多くの書き手は(私と同様)有名でないでしょうけれど、心配は無用です。

誰もが最初のうちは無名で、何者でもありません。

日々コツコツと積み重ねることで、周囲に自分の価値を認めさせていけばいいのであって、それ以外に方法はありません。

そうしていくうちに、あなた自身が読み手にとっての「継続的に読む理由」になれるはずです。

 

 

応援してくれる読み手がいる

最後の内容は、あくまで余談になります。

この記事の本筋からはズレるので余談に間違いありませんが、いちばん大事な内容かもしれません。

アクセスデータを解析して、リピーターの割合が増えてきたことがわかったとしましょう。

すると不思議なことに、「リピーターの確保などどうでもいい」と思えてきます。

 

ブログにリピーターがいるということは、大げさにいえば、応援してくれる読み手がいるということです。

読み手の静かな応援から浮き出る「ありがたみ」は、書き手に飛びぬけた喜びを実感させます。

リピーターの数が多いかどうか、言葉で伝わっているかどうか、収益に反映されているかどうかは、もはや関係ありません。

もちろん書き手はリピーターのことを大切に思うでしょうし、もっと満足してもらえるよう精進するはずです。

(考え方によって変わるのかもしれませんが)人気や収益を得るためだけにたくさんの時間を費やす気にはなれません。

このことを実感行き着いた瞬間、きっとあなたは書き手としても、ブログの運営者としても成長しているでしょう。