断定表現

2017年4月5日

 

今回はこちらの内容をさらに発展させましょう。

言い切ることでしっかり伝える

言い切ることの重要性は上記の記事で述べましたが、具体的にどのように表現すべきでしょう。

 

 

簡単にいえば、文末で「断定」してしまえば良いのです。

断定とは、次のような表現になります。

 

① ~だ(である)

② ~です(ます)

③ 用言の終止形

 

 

①と②は日常的に使うものなので理解しやすいですが、問題は③です。

動詞や形容詞、そして形容動詞のことを用言といいますが、下記の例をとって考えてみます。

 

 

例文
 旅行に行く。

 

~だ(である)/ ~です(ます)は一切使っていないですが、この文は断定できています。

ここでは「行く」という動詞、つまり用言の終止形で断定してるのです。

 

 

聞きなれない言葉が出てくると混乱しがちですが、あまり難しく考える必要はありません。

断定の表現は、必ずしも「~だ(である)/ ~です(ます)」だけではないということを覚えておくと良いです。

 

 

ここで初心に戻りますが、文末を断定して言い切ると、文そのものの説得力が増します。

重要なのは、この表現を使って強く伝えることです。

強調したい箇所や事実として明らかな内容は、しっかり断定してより伝わる文章を書きましょう。

 

 

Posted by 赤鬼