上位概念と下位概念を区別する

物事は、上位概念と下位概念に分けることができます。

上位概念とは、広い範囲に及ぶ概念のことをいいます。

その中に含まれる比較的小さな概念を、下位概念と呼びます。

これらを混在させて並べると、あべこべな文章になってしまいます。

原文
私は、飲み物ポテトチップスを買うために、コンビニへ向かった。

「飲み物」といっても、お茶やコーヒーなど、さまざまな種類があります。

つまり、「飲み物」は上位概念なのです。

それに対して、「ポテトチップス」はどうでしょう。

ポテトチップスにも商品レベルで考えればさまざまな種類がありますが、上位概念とするには範囲が狭すぎます。

この場合「ポテトチップス」は、「お菓子」の下位概念といって差し支えないでしょう。

いずれにしても、この文は上位概念と下位概念とのマッチングがとれていません。

これらをしっかりと区別して、書き直しましょう。

改善文1
私は、飲み物お菓子を買うために、コンビニへ向かった。

「お菓子」とすることで、「飲み物」という上位概念に足並みをそろえました。

これで、原文で感じられた違和感はなくなりましたね。

もちろん、下位概念に合わせても文章は成立します。

改善文2
私は、コーラポテトチップスを買うために、コンビニへ向かった。

「コーラ」は「飲み物」の中に含まれるため、下位概念のひとつです。

「ポテトチップス」という下位概念との足並みがそろったので、この場合もあべこべな印象はなくすことができました。

物事を同列に並べるときには、異なる概念を混在させないように注意しましょう。

そのためにはまず、それぞれの概念を理解して、区別しなければなりません。

上位概念か下位概念、どちらか一方に合わせながら書くことで、自然に読める文章になるのです。

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