【文章で稼ぐ?】マネタイズについて【儲ける?】

 

いよいよ『文章の鬼』でも、マネタイズについてご紹介することになりました。

今まで積極的に踏み込もうとしなかった領域であり、ある意味では意図的に避けてきた内容でもあります。

文章でのマネタイズについて、あらためて考えていきましょう。

 

 

赤鬼の場合

ありがたいことに、私はもう何年も「書く仕事」で生活しています。

けれど、決して裕福ではありません。

本業(赤鬼以外)の執筆活動が大ブレイクしているわけでもありません。

 

そんな私からすれば、マネタイズについてはあきらめているのが正直なところです。

 

「文章を書きながら優雅な生活を送る」ことに対する憧れはあります。

しかし一方で、私自身が「別に儲けなくていい」とも考えています。

もしもマネタイズにこだわってしまうと、私は”書き手”としてやっていけなくなるでしょう。

「お金をたくさん稼ぐこと」にコミットするのではなく、「全力を出して文章を書くこと」に注力すべきというのが個人的な見解です。

 

 

執筆活動の本質とはいえない

書き手としての在り方や、そのヒエラルキーは、お金で決まるのでしょうか。

言うまでもなく、そうではありませんね。

たとえば「たくさん売れた小説=文学的な価値がある」わけではありません。

かといって「ネットで無料公開した小説=まったく価値がない」わけでもないのです。

 

つまり、「お金を稼ぐこと」は執筆活動の本質ではないのです。

 

言い方を変えるとすれば、マネタイズは執筆とはまた別の筋肉を使わなければならないのです。

具体的な内容については、このカテゴリーで随時ご紹介していきます。

 

 

執筆するのもタダじゃない

では、なぜマネタイズを考えなければならないのでしょうか。

もっとも大きな理由は、タダでは活動できないからです。

 

紙とペンを買うにも、お金が必要です。

取材に出向くときにだって、交通費はかかりますね。

ネットで活動するにしても、パソコン本体はもちろん、電気代や通信費も支払わなければなりません。

 

ボランティアとして活動したいのなら別ですが、おそらく少数派でしょう。

もしくは、すでにマネタイズに成功している書き手であれば、あり得る話ですね。

しかし多くの書き手は、我慢を重ね、不自由を感じながら、なんとか書いているはずです。

「稼ぐ・儲ける」はさておき、活動資金を得るためにも真剣に考えなければならないことなのです。

 

前述したように、これは執筆活動の本質ではありません。

別の筋肉を使いながら、バランスをとっていくものです。

 

「○○すれば儲かる!」「○○万円稼ぐ方法!」といった内容を期待している方は、ほかのブログを読むことをおすすめします。

このカテゴリーでご紹介する内容は、あくまでも “書き手としての在り方” を尊重した上でのマネタイズと考えてください。

稼いだお金で執筆環境を整えたり、活動費に使ったりしながら、より良い文章を書くための準備をしていきましょう。