「書く動機」から仕事を考える【憧れでは不十分】【過剰と不足】

 

「文章が仕事になるかどうか」について悩んでいる書き手は多いでしょう。

これを判断するために、得られるであろうお金を予想したり、自分なりの事業計画を立てたりする人もいるはずです。

しかし根本的に解決するには、外側に目を向けるのではなく、内側を掘り下げなければなりません。

 

「そもそも、なぜ文章を書くのか」

このことについてもう一度考えてみましょう。

 

 

憧れだけでは不十分

「作家になりたい」「在宅ワークがしたい」「文章に携わる仕事がしたい」と思う人は大勢います。

願望をもつのは個人の自由であり、これらを否定するつもりはありません。

ただし漠然とした憧れだけでは不十分です。

ちょっとしたマネタイズに成功することはできても、売上を伸ばしたり、事業を継続したりは難しいでしょう。

 

なぜなら、本質的なものを持ち合わせていないからです。

本質的なものとは、一言でいえば「書く動機」ですね。

「なりたい自分」を想像するのは大切ですが、「なぜそうなりたいのか」を考えなければ具体的なプロセスがみえてきません。

憧れは憧れとして大切にしながら、なぜ「書きたい」のかについて考えましょう。

 

 

「書きたい」の珍しさ

「フットサルをやりたい」や「ボルダリングを始めたい」と思う人がいます。

「歌が上手くなりたい」や「楽器が弾けるようになりたい」と思う人もいます。

しかし、文章を「書きたい」と思う人はなかなかいませんね。

 

文章を書いたところで誰かに認めてもらえるわけでもなければ、豊かな生活に直結するわけでもありません。

実際に執筆してみると、楽しいことよりもむしろ苦しいことのほうが多いとわかるはずです。

漠然とした憧れは別にして、「文章を書きたい」と思った時点で、あなたは平凡な人間ではないのです。

その気持ちは「書く動機」につながる、特別なものです。

 

 

「過剰」や「不足」を抱えている

「書きたい」と思ったその気持ち心境について、もっと掘り下げてみましょう。

おそらくなんらかの「過剰」や「不足」を抱えているのではないでしょうか。

 

● 胸中には収まらない思いがある

● 自分に欠損しているものを埋めたい

● ずっと疑問に思っていることがある

 

この「過剰」や「不足」は、文章を書く動機に直結します。

小説を書くのか、実用文を書くのか。

ブログを書くのか、SNSで発信するのか。

それを仕事にするのか、プライベートに留めるのかまで、考えを及ばせることができます。

 

したがって「文章が仕事になるどうか」を判断するとき、まずは自分を見つめ直す必要があります。

市場の規模や状況、あるいは実現するまでの難易度から判断すべきではありません。

自分自身を掘り下げ、そこにある「過剰」や「不足」大事にしましょう。

すると、書き手としてのあなたが「やるべきこと」は定まってくるはずです。

 

■ 参考

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