【ブログ運営】無料のブログサービスについて【マネタイズ・PV数】【コスト意識】

2020年10月11日

 

ブログサービスには、無料で使えるものと、有料で使うものがあります。

これらの是非については、究極をいえば、運営者がなにを求めるかによって変わります。

SNSの投稿ではおさまりきらない、まとまった考えを綴りたいのであれば、無料ブログサービスを利用するのは得策といえます。

しかし今回は、ブログ運営にマネタイズやPV数といったわかりやすい結果を求めている人に向けて書きます。

その条件での無料ブログサービスがどういうものなのか、私の実体験をもとにご紹介します。

 

 

はじめてのブログ運営は無料だった

『文章の鬼』では、ドメインの更新料やサーバーのレンタル代を支払っています。

Wordpreesのインストールや、各プラグインの導入も含め、面倒な手続きはすべて自分でやりました。

つまり、有料のサービスを利用しているわけですね。

ほかにも複数のブログをもっていますが、今アクティブに動いているブログはすべて有料サービスを利用して運営しています。

 

しかし、最初から意気込んでコストをかけたわけではありません。

はじめてブログを運営しようと考えたとき、選んだのは無料のブログサービスでした。

もちろんそれは趣味的なブログではありません。

しっかりとPV(ページビュー)数を集められるようなブログを運営しようと企んで、そのように判断しました。

 

 

やってみないとわからない

無料ブログサービスを選んだ理由はひとつ、やってみないとわからなかったからです。

当時WEB関連サービスの知識は皆無で、インターネット上での立ち回りについてもよくわかっていませんでした。

記事を継続的に書き続けることに対する不安も、当然ながらありました。

つまり、自分自身を信用していなかったわけです。

 

それから、読み手との関係性や距離感も未知数でした。

ただひたすら記事を書くだけで、読み手がつくのか。

リピートしてくれたり、コメントしてくれたりといった、なにかしらの反応があるのか。

その感触も、やはり「やってみないとわからない」ので、とりあえず無料のブログサービスを使ってみました。

 

 

無料ブログサービスを通じて思ったこと

前項の文脈でいえば、最初に無料ブログサービスを使ったのはとてもいい経験でした。

まず、自分自身のだらしなさが浮き彫りになりました。

決めるタイトルも、扱うトピックも、書く内容も、更新する頻度も、データ分析も。

ブログを運営するにあたって大切な要素が、すべておざなりになっていたのです。

 

それから「ブログに対する思い入れ」みたいなものをもっていないと自覚しました。

当初は「人気が出たら有料に移行しよう」というプランがあったのですが、PV数は依然として低いままですし、自分自身でもそのブログにこだわりがなくなっていったのです。

無料のサービスでは、当然ながらコストがゼロなので、運営自体が怠惰になってしまっていたわけですね。

最初にぼんやりと思い描いていた未来は、結局ぼんやりとしたまま、どこかへ消え去りました。

 

結果として、「コスト意識」というのがいかに大切であるかに気づきました。

コスト意識といえば、「経費の削減」や「作業の効率」が浮かぶかもしれません。

ここで感じたのは、お金をかけたぶんだけ結果にこだわる「推進力」のことです。

無料のブログサービスでは、たしかにお金を失うことはありませんでしたが、その推進力を得られなかったのです。

 

 

有料のサービスを使ったほうがいい

私のように無料ブログサービスを試しに使って、その感触をたしかめることも悪手とはいいません。

個人的に、自分のだらしなさを知るにあたっては大切なプロセスであり、そこにはほかにもたくさんの気づきがありました。

ただ、この記事の最初に書いたように、今運営しているブログはすべて有料のサービスを利用しています。

無料で運営していたかつてのブログは、きっとどこかには存在しているのでしょうけれど、私はログインのパスワードすら忘れてしまいました。

つまり、もはや残っていないのと同じことです。

 

気合いをいれてブログ運営したいのであれば、最初から有料のサービスを使ったほうがいい。

コスト意識を高くもったほうが結果はついてきますし、お金をかけているぶん、ブログへの思い入れも強くなります。

仮に失敗したとしても、それはきっと「無料ブログを更新しなくなった」程度の挫折では味わえない、有意義な失敗になるはずです。

そこからリスタートを切ったとき、運営者としてはスキルアップしているでしょうし、新しいブログはさらに上質になっているでしょう。

悩んでいた方は、ぜひ参考にしてください。