【ブログ運営】ブログのオリジナリティについて【記事のパクリ問題】

 

おもしろいブログや人気のあるブログは、その人でなければ表現できないであろう「凄み」を読み手に感じさせます。

平たくいえば、オリジナリティがあるわけです。

ブログを運営する以上、常にオリジナリティと向き合わなければなりません。

今回は、自分のブログを”自分のブログたらしめる要素”について考えていきます。

 

 

不法行為はやめましょう

ブログが有名になってくるにしたがって、面倒事も増えてきます。

今回のテーマである「パクリ問題」は、その代表格といえます。

具体的には、記事に書いた文章をほぼ丸写ししたり、用意した画像をそのまま転載したりと、悪行に手を染める連中が沸いてくるのです。

 

収益化のみを目的として考えれば、「文章を書く」という作業はたしかに多大な時間を割きます。

書くことにこだわりがない運営者は、記事の執筆をライターに外注することもあり、これもひとつの戦略ではあります。

「文章を書きたくないし、外注費も払いたくない」という人が、パクることで手間を省いているのだと推測します。

これは不法行為ですから、いうまでもなく、絶対にやめましょう。

 

 

許容されるパクリ

いわゆる「パクリ」は、どの業界でも受けいれられません。

ブログの運営者としては、オリジナリティを存分に表面化させる必要があります。

が、実のところ、オリジナリティはとてもあいまいな概念です。

 

多くの人に読まれるブログは、どうしても似通ってくるものです。

好まれる記事のネタや、読みやすいライティングの作法、視覚効果の高いレイアウトも偏ってきます。

SEO対策を施すのであればなおさら、同じようなブログ記事が乱立することになるでしょう。

このなかで「純粋なオリジナル」を発明ないし発見することは、決してかんたんではありません。

 

実際、ほかのブログとネタが重複したり、アプローチが似通ってしまうことはあります。

ただしブログ運営における「方法論」については、読み手に許容される傾向にあります。

誰かと同じようなネタを取り入れ、同じような手法で記事を仕上げたとしても、「トレンドの採用」と処理されれば問題は起こりません。

前項に書いたようなあきらかなパクリは許されませんが、「方法論」に含まれるものは特段の指摘を受けないようです。

 

 

オリジナリティを担保する

とはいえ、似通ったブログを作ればいいというわけではありません。

どこでオリジナリティを担保すべきかといえば、「視点」です。

あなた自身は、世界にひとりしか存在しません。

これを誰にも侵害されないオリジナリティであり、あなた自身の視点を大切にすべきです。

 

もちろんブログですから、表現するのは「言葉」です。

あなたの視点から見たもの、そして思考したことをあなた自身の言葉で表現する必要があります。

そのためには最低限、次のことを念頭におきながら記事を書きましょう。

 

● 自分で思いついたもの

● 自分の頭で考えたもの

● 自分の手で書いたもの

 

「あなたの視点」を「あなたの言葉」で表現することで、ブログに価値が認められます。

唯一無二のブログができあがるまでの条件は、意外にシンプルなのです。

 

 

意図しない模倣を防げる

ブログを運営するとなれば、現実的には「既存のブログ」を多少なりとも参考にしながら発展させることになるでしょう。

そこで怖いのは、自分自身が無意識のうちにパクってしまう状況です。

「新奇的な切り口」や「独自性の強い内容」をひらめいたつもりが、すでに先駆者がいた場合、あるいは以前どこかで見聞きしたことを自分が忘れていた場合などですね。

 

このような「意図しない模倣」は、読み手の評価はさておき、なにより自分自身がショックを受けることになります。

誤解とはいえ、自分がいつの間にか加害者になっている状況は避けたいはずです。

そうならないためには事前にリサーチするしかありませんが、結局は「自分の目が届く範囲」に限られてしまいます。

根気良く対策するにも限界があり、どこかで割り切らなければブログの運営は難しいのです。

 

前項でご紹介した内容は、このような「意図しない模倣」の防止にも役立ちます。

常日頃から「自分の視点」を大切にしていて、「自分の言葉」を使って書いていると、ブログの「オリジナリティ」は説得力をもちます。

読み手からの信頼を得ることにもつながり、たとえ意図しない模倣が発生たときでも受け入れてもらえる可能性があります。

ズルをしながら上手く立ち回ろうとする人には、到底なし得ないことです。

読み手と良好な関係性を築くためにも、オリジナリティを意識しながら運営しましょう。