「体」のたしなみ -読みやすい文章にする-
どれだけテクニックやセンスを磨いても、良い文章は書けません。
文章の「体裁」は、そのひとつです。
おもしろい内容をわかりやすく書いたとしても、体裁が整っていなければ、文章として成立しないのです。
例えば読点が全く無ければ意図的な改行も無く太字で漢字も多いこの文は読み手の事を考えていない読み辛い文章であることに間違い有りません。
これほど無秩序に書き散らかせば、読み終えるまでに相当なエネルギーを消耗するはずです。
内容の良し悪しにかかわらず、体裁が整っていない文章は読み手にストレスを与えてしまうのです。
体裁という言葉には、「外見に配慮する」という意味がこめられています。
文章の外見とは、表記・レイアウト・構成・書式・といった、視覚的な要素のことです。
これらは、表現のテクニックや執筆のセンスだけでカバーすることはできません。
すべての文章に必須となる、重要な知識なのです。
その知識を学んでいくと、読みやすい文章を書けるようになります。
体裁を整えることで、読み手にしっかり伝えられるようになるのです。
「体」では、この部分にフォーカスした情報を発信していきます。
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