【ブログ運営】時間的コストについて考える【インプット・アウトプット】

 

 

ブログを運営する上でのコストについて、あらためて考えましょう。

コストといっても今回扱うのは「時間的なコスト」です。

 

何事においても、時間的なコストは削減したいはずです。

もちろんブログ運営でも同様で、ひとつの記事にだらだらと時間をかけてはいられません。

低コストな運営を実現するため、基本的な考え方をおさらいしましょう。

 

 

 

どこに時間をかけるのか

記事を書くためには、商品やサービスについて調べたり、ニュースやセールなどチェックしたり、情報収集から始めるはずです。

つまり書き手には「インプット」が必要になるわけです。

文章を書く上でもっとも時間をかけるべきところが、インプットです。

この部分がおろそかになっていれば、どんな飾りものを上乗せしたとしても、良い文章に仕上げることはできません。

 

インプットにかける時間は、記事の質に直接影響します。

とくに「情報発信系のブログ」は、インプットを大切にするべきです。

情報の正確性を担保するのはもちろん、読み手の興味をそそる内容を発信するためには、常にアンテナを立てながら、しつこく調査をくり返さなければなりません。

ほかの作業をどんどん効率化するにしても、インプットにかかる時間的コストは惜しまないほうがいいでしょう。

 

 

良い材料を見つけられるかどうか

「商品レビュー系のブログ」であっても、インプットなしでは成立しません。

商品の仕様をわかりやすくまとめ、マーケットでの立ち位置などを評価するのはとても大変な作業で、さらには「書き手ならではの感想」をそこに添えなければなりません。

とくに難しいのは、商品の選別です。

読み手に対するフックになるような、あるいは内容の質につながるポテンシャルをもつような”良い材料”を選ぶことは、決してかんたんではありません。

「良い材料を見つけられるかどうか」は、時間的コストの増減に直結します。

 

ひらめきが功を奏した場合は別にして、良い材料を選別するためにはどうしても時間が必要になります。

たくさんの時間をかけたのに良い材料が見つけられなかった場合、当然ながら、時間的コストはふくらんでいきます。

この選定のセンスは、書き手がもつ「独自の視点」や、ブログ自体の「ブランディング」にも関係することです。

書き手とブログ、双方とも読み手の信頼を得るまでには、それこそ時間がかかります。

何度もトライ&エラーをくり返しながら、ゆっくりブラッシュアップしていくことになるでしょう。

 

 

アウトプットは素早く

継続的な運営を目指すのであれば、インプットに時間をかけざるを得ないでしょう。

60分以内にひとつの記事を書きあげるとしたら、そのうちの40分をインプットに割いてもいい。

逆に、アウトプットは素早くこなすべきです。

たとえば「タイピング」は速いほうがいいに決まっていますね。

時間は限られていますから、アウトプットにコストをかけるべきではありません。

 

インプットに時間をかけ、良い材料が見つけることができた場合、書き手は楽に執筆できるはずです。

「あとは書くだけ」の状態であれば慣れた作業に移行するでしょうし、記事の型さえ作っていればシステマチックに執筆できるからです。

 

時間的コストのかけどころと、そうではないところ。

低コストな運営を実現するためには、時間的なコストに敏感であることが必要です。

記事を執筆するときはもちろん、ブログ自体の運営を考えるときにも、このことを意識しましょう。