【ブログ運営】執筆用PCのスペック【活動と呼応させる】

 

ブロガーの活動は多種多様です。

テキスト入力がメインであれば、低スペックのPCであっても作業できるでしょう。

しかしブログの性質ないしブロガーの方針によって、テキスト入力だけではおさまらないこともあります。

すると、PCに要求されるスペックも大きく変わってきます。

 

そこで今回は、ブロガーのPC選びについて考えます。

潤沢な予算があれば、細かなことを考える必要はないのでしょう。

しかし、多くの人はそうではないはずで、自分の活動に見合ったスペックのPCを検討するはずです。

一緒に考えていきましょう。

 

 

テキストメインのブロガー

当ブログ『文章の鬼』はテキストが主体です。

使っているPCは10年以上前のものですが、いまだに動作しています。

テキストメインのブログを運営しているのであれば、PCの性能を気にする必要はありません。

PCを選ぶとしたら、スペックはローエンドのもので十分です。

 

参考:搭載CPUの例

● Intel Celeron、Core i3

● AMD Athlon、Ryzen3 など

商品ページのラインナップでいえば、最安値クラスのものですね。

 

もちろん、性能がいいに越したことはありません。

たとえば私のPCは寿命がとっくにすぎているので、動作にストレスを感じることは多々あります。

古すぎるPCを買うこともないでしょうけれど、中古を選ぶときには注意したほうがいいですね。

今から新品のPCを買うとすれば、エントリークラスであっても快適に動作するはずなので、心配無用です。

 

 

専用ソフトを使用するブロガー

ブログの性質によっては、”執筆以外”の作業が要求される場合があります。

たとえば、音楽系のブログです。

音響機材を紹介するときなどは、専用のDAWソフトを使って音声データを作成することもあるでしょう。

そのためには、周辺の環境を整えなければならず、仕様するソフトや機材との相性も考えなければなりません。

 

写真やイラストを扱う場合も同様です。

ブログを運営するときにはおそらく、撮りっぱなしや描きっぱなしではないはずです。

撮影した写真を『Photoshop』で編集したり、イラストを『Illustrator』で描画したりと、専用ソフトを使うことになるでしょう。

たとえば家電量販店にて最安値で販売されているPCでは、これらのソフトを動かしたとき、動作の遅さにストレスを感じてしまう恐れがあります。

 

このように「テキスト以外の要素」をブログに盛り込むときには、専用のソフトを使わなければならない場合があるのです。

サクサクと動かせるソフトであれば問題ありませんが、機能が充実しているものはおしなべて動作が重たい。

PCのスペックをソフトの仕様にあわせるとすれば、ミドルクラス以上のものを検討することになるでしょう。

 

参考:搭載CPUの例

● Intel Core i3、Core i5

● AMD Ryzen3、Ryzen5 など

このクラスになると値は張ってきますが、必要経費といえます。

 

 

発展系のブロガー

ブロガーの「Youtubeチャンネル開設」は、もはや珍しくはありません。

動画配信サイトを使ったプロモーションは、本気でマネタイズを考えるのなら、むしろ自然な流れといえます。

すると必然的に、動画編集にも耐えうる高性能PCが必要です。

 

参考:搭載CPUの例

● Intel Core i7

● AMD Ryzen7 など

いわゆる”クリエイター向けのハイエンドPC”ですね。

クリエイティブデスクトップPCには、『Core i9』『Ryzen9』といった、より高性能なCPUが搭載されている場合もあります。

 

Youtubeチャンネルを開設しなかったとしても、記事内に動画を挿入したくなる局面は多々あります。

商品のレビューはとくに、動画で表現したほうが読み手のためになる場合があるので、書き手としても選択肢に加えたいはずです。

ブログのジャンルが「ゲーム」であれば、ゲーミングPCはもちろん、配信環境の整備も必要です。

自分自身の活動を発展させるため、ほかの媒体に寄り添ったときには、PCにも相応のスペックが要求されるわけです。

 

 

 

スペックと活動を呼応させる

私は複数台のPCを所有していて、作業によって使い分けています。

データやアカウントは共有しているので、厳格に区別しているわけではありません。

必要な作業に見合ったスペックのPCを選んで、作業に取りかかっています。

あまりスマートなやり方とはいえませんが、作業部屋が離れていることもあり、現状はこの体制に不満はありません。

 

たとえば私がYoutubeに進出するとしたら、動画編集のためにPCを新調するでしょう。

音楽活動やゲーム配信をするとしたら、ゲーミングPCを用意して、配信機材を購入することになります。

ご紹介したように、書き手の活動内容によって求められるPCのスペックは変わってきます。

大切なのは、PCのスペックと活動内容を呼応させることです。

 

「執筆用PC」とはいえ、ブロガーの活動は多岐にわたります。

動画編集・動画配信をするなら、『Core i3』や『Ryzen3』は少し物足ないといえます。

逆に、テキスト入力だけのために『Core i9』や『Ryzen9』のような高性能CPUは必要ありません。

活動内容に見合った、過不足のないスペックを選べるようにしましょう。