【ブログ運営】経営者的な視点でブログを運営する【社会貢献】【経費をカバー】
「スキマ時間を使ってラクにお金をゲット」のような状況は、幻想でしかありません。
ブログを運営したことのない人からすれば、たしかにそのように映るのかもしれません。
しかし一度ブログを収益化すると、これまで発生しなかったマインドや、執筆以外の業務を求められます。
実際の動き方としては一端の個人事業主であり、経営者的な観点から物事をみることになります。
今回は経営者的な観点から、ブログについて考えていきましょう。
ブログ運営は”タダ”で実現できない
ブログを「趣味」と割り切ることで、収益など一切気にすることなく書き続けている人がいます。
このようなブロガーとしての信念やこだわり、スタンスは尊重されるべきです。
個人的には「収益にコミットしたブログ」よりも有益な情報が得られると感じることが多く、調べ物をするときなどは重宝しています。
しかし一方で、その裏側を見据えると心配になることがあります。
執筆に使っているであろうパソコンやスマートフォンは、無料で手に入れたわけではないでしょう。
たとえ無料のブログサービスを使っていたとしても、そこには電気代や通信料がかかります。
ブログを運営しながら文章を発信していくには、相応の経費が必要になるのです。
ずっと継続して読みたいブログであればなおさら、更新が途切れてしまわないかと不安になることがあります。
かならずしも「収益=悪」ではない
たびたびお伝えしているように、金儲けを目的にブログを運営することはおすすめしていません。
しかし「収益を得る=悪」と捉えるのは、かならずしも正しいとはいえないはずです。
前項にあったように、ブログを運営していくにはさまざまな経費が必要です。
取材する必要があれば交通費もかかりますし、研究のために物品を購入しなければならないこともあります。
店舗やブロガーとの付き合いがあれば、交際費も予算に組み込まなければならないでしょう。
より独立性を求めたブログであれば、サーバーのレンタル代やドメインの取得費用、それぞれの更新料も必要です。
金儲けは別にして、このような必要経費は収益でカバーしてもいいのではないでしょうか。
運営に必要なお金くらいは、ブログの収益で補ってもバチはあたらないはずです。
経営者としての在り方
はじめてブログの収益化を試みたとき、1円を手に入れることすらも難しいと感じたのを覚えています。
前項でご紹介したような経費をまかなうためには、当然ながら、それ以上の収入を得なければなりません。
ブログテーマの選定はもちろん、ASPやECサイトの採択、効果的なマーケティングの模索や自身のブランディングに至るまで、あらゆることを試行錯誤しました。
商品提供を受ける場合は企業やショップとの付き合いも生じてきますし、事務や経理などの処理業務もこなさなければなりません。
つまりブログを収益化するためには、まさに「経営者としての在り方」が求められるのです。
収益化する以前であれば、良質な記事を目指していればよかったかもしれません。
しかし本人が収益化を望んだその瞬間から、「赤字」「黒字」の概念が付与され、執筆以外のところにも気を配る必要がでてきます。
そのときはもうすでに、経営者的な観点からブログをみているでしょう。
プラスに作用させる
経営者としてブログを運営していくとなれば、まるで守銭奴のように感じられ、イメージが悪いかもしれません。
ここまでご紹介しているとおり、私はブログを使って詐欺的にお金儲けすることに否定的です。
逆に、趣味としてブログを書いている人を尊敬していますし、陰ながら応援もしています。
しかし多くの人に読まれるブログになるためには、経営者的な観点をもつことも大切です。
ただでさえ大半のブログは赤字経営の状態です。
多くのブロガーからすると、必要経費をまかなうことすらも難しいでしょう。
そこで収益を得ることは、ブログ運営のモチベーションになりますし、執筆を継続する力になります。
経営者的な観点をもって運営することで、有益な情報を紹介できたり、良質な記事を残すことができたりと、ブロガーとしての社会貢献を考えるきっかけにもなるはずです。
「ブログ運営」に健全な経営の精神を交えることで、あなたのブログに対してプラスに作用させていきましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません