【ブログ運営】コンテンツの魅力とは【ネタを基準に考える】

 

人気のあるブログにするためには、さまざまな工夫が求められます。

サイトのレイアウトや配色、文章の構成や日本語の使い方、広告の種類や設置箇所など、挙げればきりがないほど多岐に渡ります。

しかし、たとえこれらを完ぺきに仕上げたところで、ブログに人気がでるわけではありません。

ブログに限らず、人が集まる場所にはかならず魅力的なコンテンツがあります。

今回はコンテンツの魅力について、運営者の視点から考えていきましょう。

 

 

ネタのおもしろさ

冒頭に挙げたさまざまな工夫とは、そのほとんどが「見た目」に関する部分です。

そこにはもちろん「見やすさ」や「読みやすさ」も含まれていますから、たしかに重要ではあります。

しかし、マストではありません。

どれだけ読みにくいブログでも、コンテンツに魅力があれば読み手は目を通してくれるのです。

 

ここでいうコンテンツの魅力とは、「ネタのおもしろさ」のことです。

記事を読んで笑えたり、驚かされたり、続きが読みたくなったり。

知りたい情報が載っているでもいいし、なにか気づきを与えてくれるでもいいでしょう。

めちゃくちゃな見た目のブログでも、とびきりおもしろいネタさえあれば、読み手はついてきます。

人気ブログを成長させるためには、ネタのおもしろさが必要不可欠といえます。

 

 

ネタの質と量

ブログですから、一度書いたら終わり、というわけにはいきません。

「質」と「量」、どちらも兼ねそなえたネタを提供しければならないのです。

とはいえ「ネタの質」というのは、良し悪しの判断が難しく、読み手の見方にも違いが生じるものです。

とっておきのネタで”バズる”ことを狙うのもアリですが、そうかんたんにはいきません。

 

安定したブログ運営を目指す場合、「ネタの量」に重きをおいたほうがいいでしょう。

長く続けられるブログは、一定の質をもったネタを、不足することなく提供しているのです。

だからこそ継続的な運営が実現できるわけで、運営者が目指すべきは十分な量のネタをそなえることです。

この体力があるかどうかで、この先の明暗が分かれるといってもいいでしょう。

 

 

ネタのためのインプット

ブログにとって、おもしろいネタが枯渇する状況はまさに死活問題です。

絶え間なくネタを思いつくことのできる人なら心配ないのかもしれませんが、レアケースです。

多くの場合、最初のうちはポンポンと浮かんできても、何ヶ月も続けていくと「ネタに困る」ことが出てくるはずです。

前項でいう「体力」は、この壁を乗りこえるために欠かせないのです。

 

結局のところ、インプットを増やすことに限ります。

どこからが沸いてくるインスピレーションには素直に従うべきと思いますが、それではやはり不安定です。

ネタ収集のためにアンテナを立てておき、敏感になった状態の自分に刺激を与えつづけるのが最善策です。

膨大な情報をインプットしておけば、自分の体力が鍛えられます。

すると、魅力的なコンテンツの供給に不足が生じにくくなるはずです。

 

 

バロメーターになる

どうしてもネタが思いつかないときは、ひょっとしたらインプットが足りないのかもしれません。

あるいは、思いついたネタが上手にまとめられない場合や、書いている途中からぴんとこない場合、コンテンツとしての魅力が足りていないとも考えられます。

そう考えると、ネタによって運営者(書き手)のコンディションをはかれるわけですね。

 

読み手のリアクションからは、もっと具体的なことがわかります。

PV数が多くなった記事のネタは、それだけ世間の食いつきがいいということです。

いまいち反応が薄かった場合は、選定の基準や方向性を含めて、ネタの質を見直す必要があるのかもしれません。

 

このように、おもしろいネタを考えることで、運営上必要なあらゆる事柄を判断できるわけです。

おもしろいネタは、いわばブログ運営における優秀なバロメーターですね。

もちろん、ネタの質と量を追求すれば、コンテンツの魅力はどんどん増していきます。

ブログをさらに成長させるためにも、まずはネタを基準に考えてみましょう。