【個人的・主観的】執筆用PCモニターの最低条件【絞りこみ】
「なにを買ったらいいのかわからない」
モニターを選ぶとき、このように悩む人は多いのではないでしょうか。
PC本体やキーボードと同様に毎日使うものですから、できる限りこだわりたいところですね。
今回は執筆用PCモニターについて、“最低限”求める条件をご紹介します。
もちろんこれらは選び方にも直結することです。
個人的かつ主観的な内容になりますので、参考までにお読みください。
古すぎない程度の型落ち品
最初に固めておきたいのは「価格」です。
クリエイター向けの高価なモニターがほしいところですが、予算を無限にかけられるわけではありません。
そもそも「文章を書くこと」が目的であれば、高機能なモニターはオーバースペックといえます。
とはいえ常に視界に入るものですから、古すぎる製品はモチベーションにも悪い影響を及ぼしかねません。
そんな私がPCモニターを新調するときは、「古すぎない程度の型落ち品」を選ぶようにしています。
レビューが目的であれば別ですが、普段使いのモニター購入で最新の製品を選ぶことはありません。
だいたい2万円前後のものを買うことが多いですね。
特殊な作業に耐えうる性能を求めなければ、この価格帯のモニターでも十分活躍してくれます。
ひとつ注意したいのは価格の変動です。
PC関連の製品は販売価格がしきりに上下します。
型落ちモニターも例外ではなく、ショップによって数千円もの差が出ていることもめずらしくありません。
私は価格.comを使って、相場や最安値をチェックしています。
製品の人気や注目度の高さ、レビューなど参考にしながら、良さそうな製品をピックアップする流れですね。
VESA規格であること
モニターの背面には、アームをマウントするための「取り付け穴」が設けられています。
取り付け穴のピッチには標準規格があります。
これをVESA(Video Electronics Standards Association)規格と呼びます。
モニターを購入するとき、このVESA規格に対応しているかどうかが決め手となります。
販売価格が予算内におさまっていて、筐体の見た目にも満足できたとしましょう。
しかしその製品がVESA規格に対応していなければ、私は購入を断念します。
格安のモニターはとくにVESA”非”対応のことも多いので、しっかりチェックする必要があります。
やっかいなことに、商品ページにはVESA規格対応との記載があったとしても、実際にはアームが使用できない場合もあります。
モニター本体の背面デザインが湾曲していて、アーム側を加工しなければ取り付けできなかったり。
ネジ穴の設けられている箇所に奥行きがあり、間にスペーサーやワッシャーをかませる必要があったり。
そもそもアームを想定していないのか、取り付けてみると入出力端子やケーブルと干渉する構造だったり。
製品によって事情が異なるため、購入する前にレビューを注意深くチェックしましょう。
IPSパネル+フルHD以上
液晶や画質についても言及しておきましょう。
主な液晶パネルの方式には「TN」「VA」「IPS」の3種類があります。
私の場合、IPSパネルを優先して選ぶようにしています。
具体的な特性については割愛しますが、IPSパネルは視野角が広いといわれています。
マルチディスプレイを検討している場合にも最適で、もちろん発色もきれいですね。
正直なところ、文章を書くぶんにはTNやVAでも不満はありません。
低価格にこだわるのならむしろIPSは分が悪いのですが、モニター本体はひんぱんに買いかえるものでもありません。
ブログ運営では画像を編集することもありますから、せっかくならIPSパネルを選ぶといったところです。
クリエイティブな作業がメインであれば、IPSが無難ではないでしょうか。
画質については、フルHDで十分です。
正直なところ、執筆用PCが高画質である必要はないと考えています。
PCモニターで映画を鑑賞したり、Youtubeの4K動画を再生したりと、動画閲覧の用途にも使うのであれば潔く「4K」を検討すべきです。
しかし高画質モニターは当然ながら値段も高くなりますので、今度は予算との兼ね合いを考えなければなりません。
あくまで執筆をメインの作業であれば、現在販売されているフルHDモニターで不自由することはないでしょう。
製品を絞りこむ
ここまでご紹介した内容をまとめてみましょう。
●古すぎない型落ち品
●VESA規格対応
●IPS+フルHD
あくまで主観ですが、執筆用PCのモニターを選ぶときにはこれらが最低ラインとなります。
もちろん実際に購入を決めるときには、過去の記事の内容もあわせて考えます。
このようにして、自分が求める条件を満たす製品を絞りこむわけですね。
まずは自分の用途を明確にした上で、予算を見据えて製品の価格帯を定めておく。
知識を仕入れる必要はありますが、できれば具体的なスペックまで限定しましょう。
あなたの求める条件を満たす製品は、意外にも少ないはずです。
つまり、おのずと”正解”が見えてくるのです。
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