ターゲットを絞り込む

2017年5月3日

 

文章を書いて何かを発信するとき、万人受けを狙うのはおすすめできません。

無難で平凡な、密度の薄いものを書いてしまう可能性が高いからです。

良質な文章に仕上げるためには、ターゲットを絞ることが最優先です。

 

 

こちらでは「この方法でタバコをやめることができた」という架空の記事を例にとって説明しました。

有益な情報を記載するために

 

タバコをやめようと思っていなければ、禁煙の成功に興味をそそられることはないでしょう。

もちろん、タバコを吸っていない人にしてみれば、その内容はまるで意味がありません。

 

しかし、「読み手の範囲を狭める=読んでもらえなくなる」ではありません。

内容を充実させるためには、むしろ読み手を限定する必要があるのです。

 

 

もしタイトルが「タバコの歴史」だったらどうでしょう。

教養として学ぶことができるので、万人にとって価値があります。

しかし、タバコの歴史を学びたい人と禁煙したい人、どちらが多いと思いますか?

 

 

この場合は、ターゲットをタバコをやめたい人に絞ることで、禁煙に関する内容を充実させています。

禁煙に関する有益な情報が期待できるからこそ、それを求める人に読んでもらえるのです。

 

 

すべてのニーズを把握するのは、不可能であることを理解しましょう。

みんなに嫌われない文章よりも、ひとりひとりに伝わる文章を書くことが大切です。

 

 

Posted by 赤鬼