恐れるべきは「ミス」ではない
文章を作成する上で、執筆の際に生じるミスは極力避けたいものです。
初歩的な例は、誤字や脱字です。他にも、誤変換をしていたり、そもそも言葉の使い方が間違っていたり、気をつけなければいけないことは多々あります。
ウェブを主戦場としているライターさんは特に、そのような単純なミスに対して神経質になる必要があります。
なぜなら、基本的にひとりで執筆しているからです。
紙媒体であれば編集者がいますし、ビジネス文書では上司や担当者のチェックが入るでしょう。
ウェブ専門のライターさんでも、サイトによっては担当者がチェックしている場合もありますが、割合としては少数派です。
ありがちなのは、誤字や脱字を修正しているうちに、ほかの部分まで目についてしまうという状況です。
言い回しや言葉遣い、場合によっては全体の構成を見直したくなることもあるでしょう。
そうなると、簡単な文章でも、公表するまでに多大な労力と時間がかかります。
しまいには、執筆作業そのものが億劫になってしまうかもしれません。
文章を書くときには、ミスがないように気をつけるべきですが、あまり神経質にならないほうが良いです。
思い切って、書いた文章を晒してみましょう。
ミスがもたらす羞恥心や、文章に対する心ない批判を恐れる必要はありません。
それよりも、自分の書いたものを世に送り出さないことを恐れるべきです。
一度公表したものを後から修正したって、命までは奪われません。
ミスを過剰に恐れずに書いて、必要があれば修正していきましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません