「ラ抜き言葉」を使わない

2017年8月1日

 

 

話し言葉は常に変化します。

しかしそれを、書き言葉に持ち込むことは望ましくありません。

 

特に注意したいのは、「ラ抜き言葉」です。

 

 

 

原文
   見れる・出れる・食べれる・寝れる・起きれる・受けれる

 

日常会話では、よく耳にする言葉ばかりですね。

しかし、これらはすべてラ抜き言葉です。

書き言葉にこれを用いてしまうと、指摘される可能性があります。

 

文章として書くときは、次のように表現しなければなりません。

 

 

改善文
   見られる・出られる・食べられる・寝られる・起きられる・受けられる

 

原文に挙がっていたラ抜き言葉を訂正しました。

このように表現すれば、ラ抜き言葉に対する指摘はなくなります。

ビジネス文書のように、堅く書かなければならないときは特に注意したいですね。

 

 

言葉の変化はあいまいなもので、正解・不正解がありません。

しかしラ抜き言葉に関しては、「誤りである」との見解がまだまだ強く残っているのは事実です。

 

特別なこだわりがない限り、文章においてこの表現を使うことは好ましくありません。

なにより、ラ抜き言葉に対する指摘がある以上、書き手としてリスクを負うことは避けたいですね。

 

適切でない言葉は、日常で使われるさまざまな表現に潜んでいます。

文章を書くときはもちろん、普段の会話においても、ラ抜き言葉は使わないようにしましょう。

 

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Posted by 赤鬼