ネガティブな表現は避ける
言葉ひとつで、文章の印象はガラッと変わります。
良い印象をもたせたいのであれば、ネガティブな表現には注意しましょう。
原文
若者の間では、使い捨てタイプのカメラが人気らしい。
何の変哲もない文章ですが、気になる言葉があります。
「使い捨て」ですね。
この表現では、「用が済んだらすぐに捨てる」といった印象を与えます。
カメラの用途を考えれば、確かにその通りです。
しかし、少しだけ工夫してみましょう。
改善文
若者の間で、使い切りタイプのカメラが人気らしい。
「使い切り」とすることで、ネガティブな印象が薄れました。
ほとんど同じような意味ですが、こちらのほうが好印象であることは間違いありません。
これはつまり、ニュアンスの違いを理解して、実行するということです。
非常に細かいことですが、これをないがしろにしてはいけません。
何千、何万文字と文章を書き続けると、この違いが全体に影響します。
ニュアンスの違いを気にせずに書いていると、意図してネガティブな表現を使うときに、伝わらなくなるのです。
普段から悪い言葉ばかりを使う書き手なのですから、当然ですね。
いわゆる、オオカミ少年の状態になるのです。
それでなくとも、やはりネガティブな言葉を使うクセがついてしまうのは好ましくありません。
ひとつひとつの言葉を大切にしながら、文章を書きましょう。
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