登場人物の「性格」を練る

2019年5月30日

 

小説の設定において、登場人物の「性格」は大きな要素のひとつです。

とくに一人称視点で書かれる作品ではその性格が主軸となるため、作品全体に影響します。

 

 

そこでひとつ、前提としておさえておくべきポイントがあります。

 

人間の性格が多面的であること。

書き手はこれを認めることから始めなければなりません。

 

 

たとえば、登場人物に「内気な性格」を設定します。

これをベースに、一人称視点で物語を進めていくとしましょう。

 

 

その① 内気な性格

● はっきりとモノを言えない

● 優柔不断であり、周りにあわせながら生きている

● 他人の様子をうかがい、自分自身をさらけだすことはしない

 

こうした性格の人間は珍しくもなんともありませんね。

物語を進めるにあたって、ベースとなるものです。

 

ここで、上記とは間逆ともいえる性格を用意しました。

 

 

その② 強気な性格

● ズバズバとモノを言う

● 自分のこだわりを貫きとおす

● 他人など意に介さないふるまいをする

 

 

このふたつの性格は、同じ登場人物のなかで共存できます。

 

それもそのはずで、内気なまま感情を吐露しないまま生きていく人などいませんね。

性格が多面的であることを認めていれば、意外な一面があってもなんら不思議なことではないのです。

むしろ局面を厳選して意外な一面を見せることで、物語にエッセンスを加えることもできます。

 

ベースとなる性格をそのまま貫き通すだけでなく、ズレた性格を描いても良いのです。

このことも踏まえて、登場人物の設定を練っていきましょう。

 

■ 参考

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創作

Posted by 赤鬼