【文章で勝負】戦える武器を見つける【得意分野】【ジャンル】
SNSなどで、ライターとして活動している書き手のアカウントをみてみましょう。
プロフィール欄には、「経歴」や「得意ジャンル」を記載していることがありますね。
そこに書かれた内容は「書き手の武器」になっているといえます。
「武器」とは
わかりやすいのは「経験から得たもの」でしょう。
● 医療に関する知識がある → 医療系の記事を書ける
● ヒンドゥー語を話せる → 言語や文化について書ける
● ある分野のプロになった → 過程や現状について書ける
経験をベースに紡がれた文章は、読み手に大きな納得感をもたらします。
趣味や特技など、「好きなもの」で勝負するのも良いですね。
たとえばサブカル系の趣味であれば、「公式に認められるプロ」が存在しない場合が多いです。
研究するような心持ちで文章を書いていけば、いつしか専門家のような立場になっていることもあります。
もちろん、「何もない」だって立派な武器になります。
● 借金まみれのジリ貧生活から、年収1000万円になった話
このような話があれば、おもしろいですよね。
「何もない人」には、何もないところから何かを成し遂げるプロセスがあるのです。
需要を見据える
仕事として書くわけですから、「需要を見据える」ことが重要になります。
執筆を依頼する側からすれば、書いてほしい内容を「精度良く書いてくれる人」に仕事を頼みたいはずですね。
たとえば私「赤鬼」は、英語が得意です。
しかし、ネイティブスピーカーではありません。
帰国子女やバイリンガルも珍しくないこのご時世で、「英語が得意」程度で需要は見込めないでしょう。
英語系のライティング案件があっても、「”英語が話せる”と胸を張って言える人」に執筆を依頼するはずです。
需要を見据えることは、自分の能力を見極めることでもあります。
自分がもっているものを卑下する必要はありませんが、過信することもないようにしましょう。
「これだったら戦える!」を見つける
どのような分野であっても、「上には上がいる」のが世の常です。
「これだったら負けない!」が理想ですが、これはなかなか難しいはずです。
したがって、「これだったら戦える!」を探してみましょう。
前項の例でいえば、私は英語が得意ですがネイティブスピーカーではありません。
英語だけで勝負するのは、無理があるでしょう。
しかし、もしも私が「英語のネイティブじゃないのに海外に住んでいる」としたら、少しだけ興味が湧きますよね。
その詳細について、「知りたい」と思ってくれる人がいるはずです。
ひとつの要素では戦えなくても、組み合わせたり、かけ合わせたりすることで、戦えるようになります。
もちろんその内容を、おもしろく、わかりやすく、読みやすく書くことも重要ですね。
そうすることで、読み手は増えていくでしょう。
もしも文章を書く作業を仕事にするなら、武器があるかないかで、その活動は大きく変わってきます。
「これだったら戦える!」を見つけ出して、読み手のためになるような文章を書きましょう。
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