【書き手の働き方】「昼型」と「夜型」について【どちらにすべきか】

 

書き手の働くスタイルについて考えてみましょう。

ここでは「昼型」と「夜型」の違いについて、私自身が思うことを踏まえながらご紹介します。

書き手の生活スタイルによって大きく変わる部分ですから、あくまで参考として読み進めてください。

 

 

赤鬼の場合

私は、完全に夜型です。

たまに昼型のリズムに変わることもありますが、少しでも気を抜くとすぐに夜型に戻ってしまいます。

この仕事は「起きなきゃいけない」というプレッシャーがほとんどありません。

そのため、生活リズムはどうしても崩れがちです。

 

昼型がいいなと思いつつ、そのための努力は一切していません。

つまり私自身、夜型で仕事する状況をさほど気にしていないわけです。

 

この記事を書くにあたって、どの方向性で書き進めるかに悩みました。

「自分自身は夜型だけれど昼型をおすすめする」ことに決めたので、へんてこな内容をご了承ください。

 

 

夜型を気にしていない理由

なぜ昼型になるように努力しないのかを自問自答しました。

おそらく、夜型でもなんとかなってきたからです。

 

たとえば、仕事の連絡がくる時間です。

書く仕事をしていると、思わぬ時間に連絡を受けることが多くあります。

PM10:00~AM5:00といった、多くの人が寝ている時間にスマートフォンが光ることも珍しくないのです。

場合によっては急を要する電話連絡もありましたが、だいたいはメールやメッセージで通知されるので、対応に困ることはありません。

 

業界について語れるほどの実績はありませんが、書く仕事に携わる人は時間に寛容な印象があります。

締め切りさえしっかり守っていれば、苦労してまで生活リズムを修正する必要はないと考えてしまうのです。

 

 

昼型にすべきと思う理由

ただし、打ち合わせが入ったときは大変です。

私は出版業界以外の企業とやりとりすることも多いため、昼に外出しなければならない状況があります。

スケジューリング自体も不定期で、ときには突発の対応を迫られることもありました。

まったく寝ないで出向いたこともあれば、遅刻寸前で危なっかしい思いをしたこともあります。

 

出版業界でも同様です。

先方の稼働時間が昼間であれば、それを想定しながら仕事しなければなりません。

締め切りはもちろん、修正が入った場合の対応も考慮しながら動いています。

それぞれの信頼関係によっても変わりますが、仕事であることに変わりはなく、ないがしろにできない部分です。

 

このとき自分が夜型でいると、なにかと辛い思いをするのです。

「朝起きる苦労」と比べたとき、どちらがより多くの労力を要するのかは判断に迷うところです。

 

ただひとつ思うのは、昼型で困ることはないだろうということ。

 

昼型でいられないのは自己管理の問題であって、自分でどうにかできることです。

夜型でいたときに感じる不自由は、仕事に支障をきたす可能性がある以上、払拭するべきことですね。

そう考えると、ここでどちらかをおすすめするとしたら昼型にならざるを得ないのです。

現在の私が夜型に甘んじているため、説得力は皆無ですが……

「自分のスタイル」を探している方の参考になればと思います。