【ビジネスメール】改行するタイミングの目安
今回は、メールの文章の「改行」ついてご紹介します。
改行のタイミングを見極めるということは、一行にかける文字数を把握することでもあります。
これについて考えていきましょう。
とはいえ、今回ご紹介する内容はあくまでも目安でしかありません。
重要なのは、「相手にとって読みやすいかどうか」を考えることです。
この前提を忘れずに、具体的な数字をみていきます。
まずは、文字数から考えましょう。
一行にかける文字数として、「25文字」前後で区切りをつけるのが適切といわれています。
もちろん、「かならず25文字ぴったりにしなければならない」というわけではありません。
読みやすい文章やレイアウトを心がけると、おおよそ25文字前後におさまることが多いのです。
例
いつもお世話になっております。この度は、企画書をお送りいただきありがとうございました。(43文字)
例
いつもお世話になっております。(15文字)
この度は、企画書をお送りいただきありがとうございました。(28文字)
続けて書くと43文字あった文章を、改行して15文字と28文字に分けてみました。
これだけでも、見違えるほど読みやすくなりますね。
内容によっては分割できない文も出てくるでしょうけれど、あまり深く考える必要はありません。
くり返しになりますが、「25文字」はあくまで目安です。
全体のバランスをみながら、改行すべきタイミングを逃さないことが大事です。
また、ある程度の文字数をもって連なった文章(複文や重文)は、単文に書きかえることも検討しましょう。
「相手にとって読みやすいがどうか」を前提に考えれば、短い文のほうがわかりやすいはずです。
改行するタイミングだけでなく、書き方そのものを変えてみるのは効果的です。
改行を考えるにあたって、もうひとつ大事なことがあります。
ブロックごとに設ける「行間」です。
例
いつもお世話になっております。
この度は、企画書をお送りいただきありがとうございました。
一点のみ、質問があります。
表紙デザインの委託先は、すでにお決まりでしょうか?
ご返事をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
例
いつもお世話になっております。
この度は、企画書をお送りいただきありがとうございました。
一点のみ、質問があります。
表紙デザインの委託先は、すでにお決まりでしょうか?
ご返事をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
最初と最後のブロックは、あいさつのために設けています。
本題に入ったり、話題が変わったりする場合には、行間をひとつ加えることで区別しましょう。
改行があるかないかで、読みやすさは変わってきます。
メールの作成者は、本文に書く内容だけでなく、そのレイアウトにも注目しなければなりません。
文字数はもちろん、ブロックごとの行間も含めて、全体のバランスをとることが大事です。
相手にとって読みやすいメールになるよう、改行のタイミングを見極めましょう。
■ 参考
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