「~たいと思う」に注意
「~たいと思う」はとても便利な言い回しで、話し言葉においてよく耳にする言い回しです。
その影響を受けてなのか、書き言葉でもよく見られます。
これは言い切ることができていない表現なので、使用するのはやめましょう。
原文
同じミスを繰り返さないように、品質管理を徹底していきたいと思います。
徹底していきたいと思っているだけで、実行するかどうかが不明瞭です。
始末書にこのような表現を使ってしまうと、まともな会社であれば書き直しです。
もし謝罪文であれば、この文は絶対に使えません。
へりくだった表現はやめて、言い切りましょう。
改善文
同じミスを繰り返さないように、品質管理を徹底します。
この文からは、今後に向けての決意や、意思の強さが伝わってきます。
文末を言い切っただけで、これほど印象が変わるのです。
「~と思う」を使っても、良い印象を与えることはありません。
クセになってしまわないように、意識して避けるべきです。
文章を書くときはもちろん、普段の会話から気をつけましょう。
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