同音異義語に注意する
同じ発音で違った意味をもつ言葉を、同音異義語といいます。
日本語には、挙げればきりがないほど、数多くの同音異義語が存在します。
言葉を扱う書き手としては、注意が必要です。
原文
彼は、私の意見に意義があったようだ。
普通の文章のように思えますが、とんでもないミスを犯していますね。
本来であれば、このように書くべきです。
改善文
彼は、私の意見に異義があったようだ。
「意義」と「異義」、表記を見ればわずかな違いかもしれません。
しかし、これらが意味するところ大きく変わります。
例に挙げた文脈から読み取ると、当然ながら「異義」と書かなければいけませんね。
このようなミスを防ぐためのポイントが、2つあります。
まずは、言葉の意味を正しく覚えているかどうかです。
自分ではなかなか気づきにくい部分ですね。
無理をして、あいまいな認識の言葉を使う必要はありません。
どうしても使うのであれば、しっかり調べてから書くようにしましょう。
次に、変換ミスをしていないかどうかです。
現状、多くの書き手がパソコンで執筆しています。
言葉の意味を正しく理解していても、変換ミスしてしまえば意味がありません。
文章が台無しにしないためにも、便利な機能に頼りすぎないようにしましょう。
「気をつける」という意味では、変換ミスに注意するほうが重要だといえます。
語彙力の向上はもちろん、タイピングの精度や文章の見直しの徹底など、意識して取り組みましょう。
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