言葉の六大機能を知る【言葉を操り文章を書く】

 

文章は言葉を紡いで完成させます。

書き手にとって、言葉の機能を知っておくことはとても重要です。

大別すると、言葉には6つの機能があります。

これについて今回は、「言葉の六大機能」としてご紹介します。

 

 

言葉の六大機能とは

① 情報を伝達する

② 情緒を伝達する

③ 人間関係を潤滑にする     

④ 娯楽を与える

⑤ 人を騙す

⑥ 人を傷つける

 

状況に応じて、言葉は上記のような機能を発揮します。

このままではピンとこないかもしれませんね。

次項で、それぞれが機能する状況について見ていきましょう。

 

 

機能が発揮される状況の例

① 情報を伝達する

⇒ ビジネス文書の作成、掲示板の張り紙など

② 情緒を伝達する

⇒ 小説、俳句、短歌など

③ 人間関係を潤滑にする

⇒ あいさつ、激励、慰めなど

④ 娯楽を与える

⇒ 落語、漫才、歌(音楽)など

⑤ 人を騙す

⇒ 詐欺、恋愛での駆け引きなど

⑥ 人を傷つける

⇒ 悪口、暴言、誹謗中傷など

 

上記のような状況に応じて、求められる機能は変わります。

そして、言葉が使い分けられるわけです。

 

場合によっては、機能が重なるものもあります。

わかりやすいのは、小説を書くときです。

この場合、言葉がもっているすべての機能を駆使することになりますね。

書き手はこれを厳密に区分するのではなく、使った言葉の意義を考えることが重要です。

 

 

言葉を操るには、言葉を知らなくてはならない

書き手は「言葉の六大機能」を把握していなければなりません。

いうまでもなく、文章を書くには言葉を操る必要があります。

書き手自身で「言葉がどのように作用しているのか」を把握できていなければ、文章が成り立たないからです。

 

言葉の六大機能を知識としてもっておくと、言葉をより効果的に使い分けられるようになります。

たとえば、小説を執筆するときに「情報ばかりで情緒が足りない」と感じることができたり。

実用文を書くときに「感情的な文言は排除しよう」と判断できたり。

書き手としては、なにかと便利に活用できるのです。

 

とはいえ、かならずしも「体系的にきちんと理解すべき」というわけではありません。

書いた文章を切り取って、それぞれの機能に当てはめたりする必要もありません。

たとえ感覚的な理解でしかなかったとしても、「自分が書いた言葉がどのようなものなのか」くらいは把握できるはずです。

うっすらとでも言葉の機能を意識することで、執筆に大きく役立てることができるでしょう。

 

 

■ 参考

 

Posted by 赤鬼