【ブログ運営】広告掲載でのマネタイズについて【アドセンス】
今回は、ブログの広告掲載について考えていきます。
主体となるのはやはり「Googleアドセンス」ですが、このサービスばかりに頼るのは危険です。
Googleから「規約違反」と判断されれば、収益が入ってこないからです。
もちろん規約に違反するようなコンテンツを抱えること自体が問題なのですが、不測の事態はいつでも起こりうるものです。
運営者としては、ほかのマネタイズも視野にいれながら対策を考えなければなりません。
Googleアドセンスの重要度
ブログでのマネタイズを考える上で、Googleアドセンスは欠かせない存在です。
ASPアフィリエイトのようにリンクをたどって商品を購入してもらうのではなく、広告をクリックするだけで報酬が発生します。
同じ仕組みの広告はほかにもありますが、私が知っている範囲では、Googleアドセンスの広告単価がもっとも高い。
ひと通りの設定を済ませれば、それぞれのユーザーに適した広告を自動で配信してくれるため、運営・管理に手間取ることもありません。
ちなみにYoutubeの動画を閲覧するときに流れる広告も、このGoogleアドセンスによって配信されています。
ご存知のとおり、いわゆる”ネットで稼げる手段”が「ブログの運営」から「Youtubeの動画配信」に移り変わりましたね。
その他のアフィリエイトや企業案件を併用しているのは当然ですが、そのとき主流なコンテンツにはGoogleアドセンスが寄り添っています。
それほどまでに多くのシェアを獲得している広告配信サービスが、Googleアドセンスなのです。
収益化できないコンテンツ
しかし、コンテンツによってはGoogleアドセンスの収益が発生しないこともあります。
Googleアドセンスの規約に違反しているものがコンテンツに含まれていると、広告がつかなくなってしまうのです。
平たくいえば「成人向けのコンテンツ」はおしなべて規約違反になります。
この内容がコンテンツに含まれていると、該当の記事ないしブログ自体を収益化することができません。
たとえば「タバコ専門ブログ」はNGということになります。
タバコが”成人向け”であることは間違いありません。
ただし歴史の古い嗜好品のひとつであり、健康被害こそ懸念されるにしても、反社会性は薄いように思われますね。
ブログ開設時にGoogleの審査をくぐり抜けたとしても、ブログ記事にリンクを貼るなどして紹介すれば、広告は剥がされてしまいます。
ほかのASPアフィリエイトに比べると、Googleアドセンスは基準がシビアで、いざというときの判断も厳格です。
実は私自身も経験がありますが、「違反があったから広告をつけられない」という旨のメールが届き、記事を確認するとたしかに広告の配信が停止されていました。
すると当然ながら、その記事からは収益が一円も発生しないことになるわけです。
良し悪しは別にして、運営者としてはその傾向をつかんでおくべきでしょう。
アドセンス依存からの脱却
ブログ運営のノウハウを紹介するサイトでは、多くの場合で「ブログとGoogleアドセンスの結びつきを強くする方向性」で進めるよう書かれているはずです。
前述したとおり、ブログでのマネタイズにおいてGoogleアドセンスの重要度は高く、私自身もそれに異論はありません。
しかし同時に、Googleアドセンスに頼りすぎるのもよくないと感じています。
ブログ運営では、あらゆるリスクを分散する必要があるからです。
たとえば、なんらかの要因が悪さをして、Googleアドセンスのアカウント自体が停止になったとしましょう。
規約違反による広告停止のみならまだ手の施しようがありますが、アカウントの停止措置となれば復旧は非常に困難です。
そうなればほかの広告配信サービスに移行することになりますが、その間は当然ながら収益は発生しません。
いわば「アドセンス依存の状態」が長く続けば、このリスクはどんどん大きくなっていきます。
これを背負わないためにも、運営者はなにか対策を講じるべきです。
マネタイズの導線を複数結ぶ
結論としては、ブログ運営ではアドセンス以外の広告の併用をおすすめします。
『文章の鬼』では、Amazonや楽天、Yahooショッピングなどのアフィリエイトリンク、その他のASP由来の広告も貼っています。
実際、アカウント停止措置になるようなきわどいコンテンツは皆無なのですが、極端にいえば明日Googleが倒産するかもしれません。
ここでは詳しく紹介しませんが、第三者が意図的に広告収入を発生させないようにする方法もあるようです。
そこで、マネタイズの導線を複数結んでおくことで、不測の事態に対応できるように備えているわけです。
とはいえGoogleアドセンスやアフィリエイトに詳しい人からすれば、いびつな広告掲載になっているはずです。
稼ぐことに特化するのであれば、もっと効率の良い方法があるでしょう。
けれども「最低限の活動費さえカバーできればいい」という考えのもとではこれで十分、むしろ掲載スペースをさらに減らすことも考えています。
場合によっては、収入の発生源をブログの外側にもっていくことを視野にいれてもいいでしょう。
企業案件を受けるのもひとつの手ですし、自営をやっているならブログ自体を宣伝ツールとして割り切るのもアリです。
「広告収入」そのものがなくなってしまう状況は考えにくいのですが、時代の変化がめまぐるしいのもまた事実です。
継続的な活動を持続するためにも、あらゆる可能性を模索していきましょう。
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