【アイテム】執筆用PCについて考える【PCの選び方】

2021年6月6日

 

PCは執筆において必須といえるアイテムです。

「書きたい」という衝動を具現化してくれる、重要な存在です。

重要だからこそ「なにを買えばいいのか」という疑問が浮かんでくるのは当然でしょう。

今回はこの疑問を解決すべく、具体例を交えながら提案していきます。

 

 

PC選びは考えることが多い

文章を書くのなら「紙」と「ペン」、あるいは「スマートフォン」や「タブレット」があれば事足りるのかもしれません。

しかし、作業の効率を考えると、間違いなくPCはあったほうがいいはずです。

そこでいざPCを選ぶとなれば、たくさんのことを考えなければなりません。

 

デスクトップにするか、ラップトップにするか。

Windowsにするか、Macにするか、もしくはほかのOSにするか。

方向性がおおまかに定まったとしても、今度は「販売価格」や「PCのスペック」に悩むでしょう。

趣味や仕事にも活用するのなら、「執筆以外の用途」も含めて照合しながら選んでいくことになります。

 

これがなかなか大変な作業です。

実際に使用してみなければわからない部分も多く、「デスクトップorラップトップ」や「OSの使い勝手」などはそのときの状況によって最適解が変わります。

とくにややこしいのは「スペックの良し悪し」で、まずは”書かれている英数字の意味”を解読することからスタートします。

コストとの兼ね合いも当然ながら無視できないわけで、そうなるととさらに厄介なことになります。

 

 

最低レベルのPCで十分

とはいえ、主な作業が「書くこと」であれば神経質になる必要はありません。

まともに動くものであれば、スペックも価格も最低レベルのPCで十分です。

「なにを買えばいいのか」と聞かれたら、私は「なんでもいい」と答えるでしょう。

前項ではややこしい内容を書きましたが、これが結論です。

 

ちなみにこの記事は、3万円で買った中古のデスクトップPCで書いています。

スペックを載せておきましょう。

 

 

「Core i5-650」は2010年に発売された、Intel”第一世代”のCPUです。

メモリも4GBしかなく、最近のラップトップやミニPCにすら及ばない化石のような代物です。

さすがにいつ壊れてもおかしくないので、バックアップ体制を整えつつ、検証のつもりで使い続けています。

今のところ、トラブルなく仕事をこなしてくれています。

 

もちろん、私のように古すぎるPCを使い続けることはおすすめしません。

出費をためらわないのであれば、高スペックのものを選んだほうがいいに決まっています。

しかし今やろうとしていることが”執筆”であれば、PCが高性能である必要はありません。

極端な例ではありますが、私自身が具体例であり、証拠です。

 

 

「見た目」と「予算」で選ぶ

今発売されているパソコンであれば、なにか特別な負荷をかけないかぎり、執筆は問題なくこなせます。

逆に「執筆すらできない状態のPC」が販売されていたら、その製品に重大な欠陥があると考えるべきです。

だからこそ「なにを買えばいいのか」には「なんでもいい」と答えるわけですが、これでは少しあいまいかもしれません。

基準としては「見た目」と「予算」で選ぶべきです。

 

最初は自分自身の”フィーリング”で決めたとしても後悔はしません。

つまり、気に入った「見た目」のものでいいのです。

性能の良し悪しよりも、やる気やモチベーションを向上させるほうがよほど重要です。

ほかにも方法はあるものの、PC選びは「書く力」を増強させる大きなチャンスのひとつといえます。

 

もちろん予算に限りはあるでしょうから、自分の経済状況と向き合う必要はあります。

捻出できる予算の限界を決めてしまえば、選択肢はおのずと絞られてくるはずです。

どれだけ高性能なものを選んでも一年経てば「型落ち」になるわけで、背伸びする必要はありません。

なんらかの事情によって買い替えることになったとしても、サブやバックアップ用のPCとして活用すれば無駄にはならないので、安心してください。

 

あなたが今どんなPCを選んだとしても、私の愛機より高性能であることは間違いありません。

難しく考えないようにして、お気に入りの一台を探しにいきましょう。