項目分けの方法
読みやすいレイアウトにするためには、書くべき項目を分ける必要があります。
これまでは、感覚だけを頼りに項目分けを行っていた人も多いでしょう。
今回は項目分けの方法について、基本となる部分を紐解きます。
日常的に使われる項目分けは、大きく3つの方法に分かれます。
1. 段落での区別
2. 記号での区別
3. 字体での区別
これらの項目分けについて、それぞれ考えていきましょう。
1. 段落での区別
町内会開催のお知らせ
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日時 7月13日 19時30分
場所 公民館
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項目が少ないときは、段落を分けるだけでも項目を区別できます。
ただし書くべき項目が多い場合には、この方法は適していません。
段落を分けて表現するときは、3項目程度を目安にしましょう。
2. 記号での区別
売上報告書
● 今月の売上
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● 先月との比較
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● 来月の見込み
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書くべき項目が多い場合、記号を使って区別するとわかりやすく表現できます。
記号だけでなく、数字やアルファベットでも同じ働きをします。
上記の例は数字を扱う文書なので、より「売上」に着目してもらえるよう、記号を使いました。
3. 字体での区別
売上報告書
● 今月の売上
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● 先月との比較
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● 来月の見込み
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字体を変えることも代表的な方法のひとつです。
段落を下げることと、記号の使用との合わせ技ですね。
例では太字にしましたが、思い切ってフォントを変えたり、下線を引くのも効果的です。
ちなみに、この記事の構成にも使用しています。
項目分けに共通するポイントは、いかに読みやすくレイアウトするかです。
飾ることだけを目的としてはいけません。
読み手に負担をかけないような、メリハリのあるレイアウトを目指しましょう。
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