「ラ抜き言葉」を使わない
話し言葉は常に変化します。
しかしそれを、書き言葉に持ち込むことは望ましくありません。
特に注意したいのは、「ラ抜き言葉」です。
原文
見れる・出れる・食べれる・寝れる・起きれる・受けれる
日常会話では、よく耳にする言葉ばかりですね。
しかし、これらはすべてラ抜き言葉です。
書き言葉にこれを用いてしまうと、指摘される可能性があります。
文章として書くときは、次のように表現しなければなりません。
改善文
見られる・出られる・食べられる・寝られる・起きられる・受けられる
原文に挙がっていたラ抜き言葉を訂正しました。
このように表現すれば、ラ抜き言葉に対する指摘はなくなります。
ビジネス文書のように、堅く書かなければならないときは特に注意したいですね。
言葉の変化はあいまいなもので、正解・不正解がありません。
しかしラ抜き言葉に関しては、「誤りである」との見解がまだまだ強く残っているのは事実です。
特別なこだわりがない限り、文章においてこの表現を使うことは好ましくありません。
なにより、ラ抜き言葉に対する指摘がある以上、書き手としてリスクを負うことは避けたいですね。
適切でない言葉は、日常で使われるさまざまな表現に潜んでいます。
文章を書くときはもちろん、普段の会話においても、ラ抜き言葉は使わないようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません