【税務】文章を書く仕事の税務処理について【確定申告】
今回ご紹介するのは、税務についての内容です。
書く仕事の本質ではありませんが、実情として必要になってくるものです。
書き手として独立するのであれば、当然「確定申告」をしなければなりません。
開業前も、開業後も、仕事をする上では避けて通れない道です。
書き手として活動していくために、真剣に向き合っていきましょう。
赤鬼の場合
私は自分で確定申告書を作成し、税金を計算しています。
しがない個人事業主とはいえ社会的には経営者ですから、最低限の知識は必要です。
必死になって勉強した結果、概要はなんとか理解できました。
実際の業務についていえば、「節税」などには目もくれず、「税金の未払い」だけは起こらないよう注意しながら行っています。
まったくの未経験ではありましたが、やってみて思ったのは無理ではなかったということです。
専門書籍は3冊ほど読みましたが、ネットに転がっている情報だけでもなんとかなったと今になって思います。
わらからないことはその都度調べながら処理すれば、おおよその理解であっても確定申告書の作成は可能です。
「帳簿の管理」や「税金の計算」は、紙に書きながらやるとなると面倒ですが、会計ソフトを使えばとてもかんたんにできます。
ちなみに私が使っているのは、マネーフォワードのクラウド会計ソフトです。
もう何年もこれを使って確定申告しています。
自分で管理する場合は
自分で税務を管理する場合は、ひとりひとりが実感をもって学んでいくプロセスが重要です。
ひとつ注意点として強く伝えたいのは、節税に欲を出してはいけないということです。
やっかいなのは、経費の計上ですね。
文章関係の仕事には、経費になる項目がたくさんあります。
そこに欲を出してしまうと、破滅を招きかねないのです。
たとえば取材のために、車で移動したとしましょう。
取材の帰り、ひとりでご飯を食べたり、プライベートの買い物をしたとします。
そのガソリン代は、どこまで経費になるのでしょうか。
ひとりで税務を行うということは、グレーなものでもすべて経費として計上することも可能です。
しかし自分では「正当な経費」のつもりだったとしても、税制上認められないことは多々あります。
そのまま押し通してしまえば、法律に抵触する恐れもでてくるでしょう。
多額の追徴課税を支払うことになったり、書き手としての活動ができなくなったりと、悲惨な状況になり得るのです。
税務について勉強するということは、こういった危険性を理解するということでもあります。
謙虚かつ慎重になって向き合わなければなりません。
前項にあったとおり、実務としての管理は会計ソフトを使えばかんたんにできてしまいます。
各社で無料体験を実施していますから、自分にあったものを選んで利用しましょう。
税理士や会計事務所と契約するのもひとつの手
たとえば知り合いに税理士の先生がいて、格安で業務を請け負ってくれるのであればそれに越したことはありません。
残念ながら、私には税理士の知り合いがいませんでした。
それだけでなく、駆け出しのころは「売上」と呼べるほどの報酬も得られなかったため、自分ひとりでやるしかなかったのです。
しかし、すでにまとまった収入が継続的に得られているのであればその限りではありません。
「執筆に集中するため、面倒な税務は専門家におまかせする」という体制は、理想のかたちといえます。
身近なところでなくとも、ネットで業務を請け負ってくれる事業者はたくさんいます。
■ 税理士ドットコム
こうした選択肢をもっておくと、税務関係のトラブルを最小限に抑えることができるので安心ですね。
執筆に集中できる時間も増えるため、あらゆる可能性が広がります。
それぞれの状況を考慮しながら、最良の選択をしましょう。
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