マイナンバーカードを申請しました

 

今回はマイナンバーカードを申請した話を書きます。

実は私自身、申請したのは今年に入ってからでした。

事の顛末や心境の変化も含めて綴っていきます。

 

 

控除額が10万円増える

今年(2021年)ぶんの確定申告から、税制が改正されました。

ざっくりいうと「控除」の枠組みが変更されたわけですが、注目すべきは「青色申告特別控除(65万円)」の要件です。

青色申告特別控除が適用されるには、eTAXによる電子申告、もしくは電子帳簿が必要になったようです。

 

弱小個人事業主である私としては、なんとしてでも65万円ぶんの控除がほしい。

というわけで、この機会にマイナンバーカードを使って電子申請しようと思ったのです。

 

電子申告は「ID」と「パスワード」の登録で利用できるらしいのですが、どうやらこれはマイナンバーカードが普及するまでの暫定的な措置のようです。

つまり近い将来、マイナンバーカードを申請するタイミングはおとずれるわけですね。

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていることもあいまって、激混みの税務署に行くのも気が進まなかったところです。

面倒事を先送りにしても仕方がないので、今回の確定申告で済ませておこうと思いました。

 

 

もっと早くに申請すべきだった

重い腰をあげた理由として、『マイナンバーカード交付申請書』なる書類が届いたことは大きかった。

専用QRコードつきの申請書で、ここからスマホでマイナンバーカード申し込みができるという便利な書類です。

マイナンバーカードを申請するときのネックは「申請IDがわからない」という点だと思いますが、交付申請書のなかにしっかりと記載されていました。

私のように「通知カード」が手元にない人でも安心です。

 

こちらで用意するのはこの交付申請書とスマホ、そして顔写真だけです。

つまり、思っていたよりもずっとかんたんに申請できたのです。

顔写真を撮影するのはちょっと手間でしたが、これでもブロガーの端くれ、機材や環境が整っていたのはラッキーでした。

こんなにかんたんに申請できるのであれば、あと回しにせず、もっと早くに申請すべきでした。

 

 

5000円相当のポイントがもらえる

個人的な内容を細々と書きましたが、すべての人に共通するメリットもあります。

マイナポイントの付与ですね。

 

 

冷静に考えて、5000円ぶんのポイントをもらえるのは非常にありがたいことです。

付与されるにはいろいろと条件があるようですが、前項に書いたとおり、申請自体はとてもかんたんです。

あえてチャレンジしない理由はありません。

 

マイナポイントが付与される期限は今月、2021年の3月までです。

自治体の体制や申請の状況にもよるでしょうけれど、マイナンバーカードが手元に届くまでには1ヶ月ほどかかります。

今からの申請でポイント付与が間に合うかどうか、ここは定かではありませんが、マイナンバーカードはいずれ必要になるものです。

まだ手続きを済ませていない人は、”滑り込みセーフ”をうっすらと期待しながら申請してみましょう。

 

 

確定申告は効率化することに

お気づきのように、私はこれまでの確定申告を税務署の窓口に提出していました。

窓口のお姉さんに判をもらって、その帰りにラーメンを食べて帰る。

これが毎年のパターンとなっていたのです。

昨年の活動の締めくくりとして、ここに儀礼めいたものを感じていましたが、今年で終わりにすることにしました。

今後、確定申告についてはどんどん効率化します。

 

毎年この時期になると”確定申告”の書類作成に忙殺されていました。

月ごとにしっかりと管理していればいいものを、私のようにだらしのない個人事業主は、夏休みの宿題をさばく気持ちで作業していたのです。

前述したように、このコロナ禍では極力、密集を避けなければなりません。

今後、確定申告にかかる時間や手間は容赦なく省いていくことにします。

 

すでにマイナンバーカードを取得している人はまだまだ少数派とききます。

マイナンバーカードがあれば、健康保険証として使えるようになったり、コンビニで住民票を取得できるようになったり、オンラインで各種行政手続きが行えたりと、これからさまざまなメリットが期待できます。

個人事業主として活動している人はもちろん、そうでない人にもメリットがあることなので、ぜひ申請しましょう。