【ブログ運営】時代の変化に対応する【読まれるために】

 

インターネット界隈では、常日頃から「新たな概念」が流入してきます。

月日が経つごとに発展するテクノロジーの事情はもちろん、それにともなう画期的なサービスも続々と誕生しています。

そうなると当然、ブログの「読まれ方」や「見られ方」も変わりますし、読み手のタイプや絶対数も変わってくるでしょう。

大きくいえば、身近なところで「時代の変化」が生じているわけですね。

今回はこの「時代の変化」に着目しながら、ブログの運営について考えていきます。

 

 

従来の「ネット検索」

まずは、読み手がどのようにしてブログにたどり着くのかを考えましょう。

代表的な「ネット検索」の例を挙げてみます。

 

● ブラウザを立ち上げる

● 検索ワードを入力する

● 検索結果が表示される

● 求めている情報を探す

● ページをクリックして閲覧する

 

おそらく上記のような導線をたどって、この『文章の鬼』を見つけてくださった方もいらっしゃるでしょう。

しかし昨今では、かならずしもこれが「ネット検索」とは限らないのです。

一昔前ではこれが主流だったことは間違いないでしょう。

しかし、とくに“若い世代”であれば、上記のような手順でネット検索する機会は少ないはずです。

次項で詳しく見ていきましょう。

 

 

概念そのものが変わった

というのも、感覚的には2010年前後を境にして、ネットにおけるプラットフォームの主体が徐々に移り変わってきました。

いいかえれば、ユーザーの身の置きどころが変わってきたわけですね。

そのなかで、「ネット検索」の認識が変化したようです。

 

かつて主要なプラットフォームだった「ブラウザ」は、その存在感が薄れつつあります。

かわりに台頭したのは、SNSやYoutubeです。

このプラットフォームでは、次のような導線をだとって”検索”がなされます。

 

● アプリを立ち上げる

● 検索ワードを入力する

● 検索結果が表示される

● 求めている情報を探す

● ページをタップして閲覧する

 

ブラウザを立ち上げるのではなく、そのかわりに各種サービスのアプリを起動させるわけですね。

Youtubeはいうまでもなく強大ですし、SNSでいえばTwitter、Instagram、Facebookが主要なサービスの代表例でしょうか。

ネット検索の認識が変わったということは、「インターネット」に対する意識自体も変わっているのかもしれません。

つまり「ネットで見た」という言葉の”ネット”は、ブラウザではなく、SNSやYoutubeである可能性が高いのです。

 

プラットフォームやネット検索の移り変わり、あるいは概念そのものの変化を、私たちは無視できません。

どれだけ必死になってブログ記事を量産しても、これらのプラットフォームに載っていなければ読まれることはないのですから。

ブログを運営しているのであれば、このことは重大な問題として捉えるべきです。

 

 

時代の変化に対応する

では、ブログの運営者としてどのように対応すればいいのか。

ここが重要な部分ですね。

ブログのジャンルや読み手の傾向、あるいは運営者のこだわりなどで、その正解は変わります。

それぞれが「最適」と思えるような対策を施していけばいいのは間違いありませんが、現実には各種サービスを巧く活用するケースが多いようです。

 

ある程度のPV数を有しているブログの運営者の多くは、SNSアカウントをもっているはずです。

SNSのアカウントは「窓口」としての役割を果たします。

意見や質問を受け付けるなど、読み手と交流する場合はもちろん、ブログから派生する仕事の依頼がSNSを通して行われることもあります。

もちろん、前項にあった「プラットフォームに載らない」という問題も、同時に解決できます。

 

Youtubeの動画配信と並行して、ブログを運営するクリエイターも増えてきました。

そうすることでブログをYoutubeのプラットフォームに載せられることはもちろん、ブログに導くためのフックとしても機能します。

「動画でのわかりやすい情報」と「文章の詳しい情報」とでその伝え方を変えるなど、戦略的に展開しているわけですね。

もともとブロガーではなかったとしても、新たにブログを立ち上げて拠点化する場合もありますね。

 

このように、それぞれが随時工夫しながら「時代の変化」に対応しているのです。

とくにインターネット界隈での「変化」は、グラデーションのように移り変わっていると思っていたら、ときおり驚異的なスピードでゲームチェンジすることもあります。

文章の書き方やコンテンツの質はもとより、「この時代をどう渡り歩いていくか」についてもしっかり考えなければなりません。

自分の書いているブログと向き合いながら、いつでも対応できるように準備しておきましょう。