【ブログ運営】無料のブログサービスについて【マネタイズ・PV数】【コスト意識】
ブログサービスには、無料で使えるものと、有料で使うものがあります。
これらの是非については、究極をいえば、運営者がなにを求めるかによって変わります。
SNSの投稿ではおさまりきらない、まとまった考えを綴りたいのであれば、無料ブログサービスを利用するのは得策といえます。
しかし今回は、ブログ運営にマネタイズやPV数といったわかりやすい結果を求めている人に向けて書きます。
その条件での無料ブログサービスがどういうものなのか、私の実体験をもとにご紹介します。
はじめてのブログ運営は無料だった
『文章の鬼』では、ドメインの更新料やサーバーのレンタル代を支払っています。
Wordpreesのインストールや、各プラグインの導入も含め、面倒な手続きはすべて自分でやりました。
つまり、有料のサービスを利用しているわけですね。
ほかにも複数のブログをもっていますが、今アクティブに動いているブログはすべて有料サービスを利用して運営しています。
しかし、最初から意気込んでコストをかけたわけではありません。
はじめてブログを運営しようと考えたとき、選んだのは無料のブログサービスでした。
もちろんそれは趣味的なブログではありません。
しっかりとPV(ページビュー)数を集められるようなブログを運営しようと企んで、そのように判断しました。
やってみないとわからない
無料ブログサービスを選んだ理由はひとつ、やってみないとわからなかったからです。
当時WEB関連サービスの知識は皆無で、インターネット上での立ち回りについてもよくわかっていませんでした。
記事を継続的に書き続けることに対する不安も、当然ながらありました。
つまり、自分自身を信用していなかったわけです。
それから、読み手との関係性や距離感も未知数でした。
ただひたすら記事を書くだけで、読み手がつくのか。
リピートしてくれたり、コメントしてくれたりといった、なにかしらの反応があるのか。
その感触も、やはり「やってみないとわからない」ので、とりあえず無料のブログサービスを使ってみました。
無料ブログサービスを通じて思ったこと
前項の文脈でいえば、最初に無料ブログサービスを使ったのはとてもいい経験でした。
まず、自分自身のだらしなさが浮き彫りになりました。
決めるタイトルも、扱うトピックも、書く内容も、更新する頻度も、データ分析も。
ブログを運営するにあたって大切な要素が、すべておざなりになっていたのです。
それから「ブログに対する思い入れ」みたいなものをもっていないと自覚しました。
当初は「人気が出たら有料に移行しよう」というプランがあったのですが、PV数は依然として低いままですし、自分自身でもそのブログにこだわりがなくなっていったのです。
無料のサービスでは、当然ながらコストがゼロなので、運営自体が怠惰になってしまっていたわけですね。
最初にぼんやりと思い描いていた未来は、結局ぼんやりとしたまま、どこかへ消え去りました。
結果として、「コスト意識」というのがいかに大切であるかに気づきました。
コスト意識といえば、「経費の削減」や「作業の効率」が浮かぶかもしれません。
ここで感じたのは、お金をかけたぶんだけ結果にこだわる「推進力」のことです。
無料のブログサービスでは、たしかにお金を失うことはありませんでしたが、その推進力を得られなかったのです。
有料のサービスを使ったほうがいい
私のように無料ブログサービスを試しに使って、その感触をたしかめることも悪手とはいいません。
個人的に、自分のだらしなさを知るにあたっては大切なプロセスであり、そこにはほかにもたくさんの気づきがありました。
ただ、この記事の最初に書いたように、今運営しているブログはすべて有料のサービスを利用しています。
無料で運営していたかつてのブログは、きっとどこかには存在しているのでしょうけれど、私はログインのパスワードすら忘れてしまいました。
つまり、もはや残っていないのと同じことです。
気合いをいれてブログ運営したいのであれば、最初から有料のサービスを使ったほうがいい。
コスト意識を高くもったほうが結果はついてきますし、お金をかけているぶん、ブログへの思い入れも強くなります。
仮に失敗したとしても、それはきっと「無料ブログを更新しなくなった」程度の挫折では味わえない、有意義な失敗になるはずです。
そこからリスタートを切ったとき、運営者としてはスキルアップしているでしょうし、新しいブログはさらに上質になっているでしょう。
悩んでいた方は、ぜひ参考にしてください。
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