【アイテム】PCは買い替えを前提に考える【成長の証】
せっかくPCを買ったのなら、少しでも長く使いたいものです。
しかし今回考えたいのは、PCの買い替えについてです。
結論からいえば、PCは買い替えを前提に購入すべきです。
モノを大切に使うのは良いことで、出費は最小限に抑えたい気持ちもわかります。
ただし、PCを使わなくなったとしても決して無駄になるわけではありません。
むしろプラスに作用することもあるのです。
現状に満足できなくなる
PCには、使ってみなければわからないことがたくさんあります。
「ノートパソコンを買ったけどデスクトップのほうがよかったかも」
「Windowsを使ってるけどなんとなくMacのほうが使いやすそう」
購入当初は気にならなかったことが、実際に使っているうちに目についてくるようになります。
つまり書き手が、現状の使用感に満足できなくなるわけですね。
たとえPC本体の動作は正常であっても、「買い替え」を検討することになるでしょう。
人によっては、使い勝手だけでなく、見た目に不満を感じることだってあります。
とくにラップトップの場合、目立つ傷が入ってしまったり、色やデザインの好みが変わったりもします。
理屈で説明しようのない感覚は、モチベーションに影響を与えます。
“使用感”の良し悪しに直結する部分ですから、買い替えが現実味を帯びてくるのです。
PCの性能が追いつかなくなる
PCの内部に使われているパーツは、2~3年も経てば仕様が大きく変わっています。
買った時点では立派なハイエンドPCだったとしても、数年後にはエントリークラスの製品と肩を並べる程度におさまっていることもあり得るわけです。
ここで考えるべきは、PCの性能が追いつかなくなるパターンです。
文章を書いたり、ネットサーフィンしたりなど、軽い作業であれば低スペックのPCでも問題ありません。
しかし書き手の活動が発展することによって、現状のPCでは十分でなくなる場合があるのです。
わかりやすいところでは、「Youtubeチャンネル開設」です。
いずれYoutubeに参入するとなれば、「動画編集」という重い作業に耐えうるPCが必要になります。
動画編集がストレスなくこなせるようなPCには、相応のスペックが求められますし、当然ながら値段も高くなります。
そうなると、執筆専用機としては優秀だったはずのPCに不満を感じることになります。
性能不足の実感は、現実的な買い替えの動機となるでしょう。
「執筆+α」の用途が変容していく
書き手はテキストだけで勝負するわけではありません。
たとえばブログでは、それぞれの書き手の特性が表面化します。
フォトグラファーがブログを開設するのであれば、PCで「写真の編集・管理」を行うでしょう。
イラストレーターであれば「イラストの描画」が必須で、音楽系のブログであれば「DTM・DAW」の環境構築も視野にいれるでしょう。
つまりにPCでの現実的な作業は、「執筆+α」で考えるべきなのです。
スペックの問題もありますが、それだけではありません。
中心に据えおくのはPCの「用途」であって、ここが前項と大きく違っている部分ですね。
テキスト主体での活動だったとしても、可搬性と作業性のどちらをとるかによって、判断は変わります。
「寝室におきたい」「リビングPCにしたい」「ゴロ寝用に使いたい」など、執筆以外で活用することもあるでしょう。
最初から目的や用途を明確にできるのであれば、執筆以外の作業を基準に考えられます。
しかし初期の段階で「+α」を見据えるのはとても難しいことです。
だからこそ「+α」の変容によってPCを買い替えることもあれば、台数を増やすこともあるわけで、これは自然な流れといえます。
お払い箱にはならない
古くなったPCを活用する手立てはあります。
たとえば「サブ機」として使用したり、「データのバックアップ用」として備えておいたりできますね。
デスクトップとラップトップで、こなすべき作業を分担したり、サテライト環境を構築したりも可能です。
専門的な知識が必要にはなりますが、「自宅サーバーの構築」に古いPCを活用することもできます。
つまり、PCを買い替えることになったとしても、決してお払い箱にはならないのです。
買い替えを検討するときは、さまざまな要因から考えることになるでしょう。
予算だったり、設置場所だったり、使うソフトだったりと、千差万別です。
テキスト以外のところに活動の幅が広がるとしたら、これはなにより喜ばしいことです。
その過程で感じるPCへの不満や、より快適な環境を求める姿勢は、いいかえれば成長の証でもあります。
買い替えのタイミングで「サブ機やバックアップ用のPCが自動的に手に入る」と考えれば、むしろ大きなメリットといえるでしょう。
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