【アイテム】見た目重視で選ぶPCモニター【モチベーション向上】
PCモニターのあれこれについて、残念ながら私はまったく詳しくありません。
だからこそPC関連の製品のなかでもっとも選び方が難しいのは、PCモニターだと感じています。
しかし、こだわりとまではいえないものの、自分なりの基準はもっています。
そこで今回は、PCモニターの「見た目」を中心に考えていきましょう。
フレームレスモニター
モニターは部屋のなかでなかなかの存在感を放ちます。
せっかく買うのであれば、スタイリッシュな筐体を選びたいところです。
具体的には、「フレームレス(ベゼルレス)」と呼ばれる製品が候補になります。
購入するとなれば最低限でも3辺フレームレス、できれば4辺フレームレスがおすすめです。
3辺フレームレスを選んだ場合、モニター下部に「メーカー名」や「ロゴ」が入ることになるでしょう。
好きなメーカーのロゴであれば問題ないのでしょうけれど、そうでない場合はやっかいです。
実際に作業するとき、モニターの筐体は常に視界に入ってきます。
メーカー名やロゴに目線を移すたびに、微妙な心境になってしまう状態は避けたい。
あらためて意識しなければ気にならない部分ではありますが、ここはこだわりたいですね。
同じような仕様であれば、3辺フレームよりも4辺フレームレスのほうが相場は高めです。
性能によって変わるのはもちろん、在庫状況によって販売価格も変動しますが、実際の価格差をどう考えるかがポイントでしょう。
個人的には、多少の予算をかけたとしても、4辺フレームレスをおすすめします。
メーカー名やロゴに気を取られることのない、快適な環境を構築できる機会を逃す手はありません。
ディスプレイのサイズ
ユーザーの使用環境によって、適切なディスプレイのサイズは変わります。
私の場合、積極的に選ぶようにしているのは24インチのモニターです。
快適に使えるのは、せいぜい27インチまでと考えています。
それ以上に大きいサイズのモニターは購入しません。
もちろん、高額な大型モニターにはロマンを感じます。
ただし執筆に特化するのであれば、大きいサイズのモニターは不要です。
文章を書くときの目線は画面内の細部に集中しているので、一文一文に意識を向けやすいのはむしろ小さな画面なのです。
デュアルディスプレイ化する場合にも、あまり大きすぎないモニターのほうが小回りが利き、レイアウトが楽ですね。
モニターのサイズは、ユーザーがどのようなデスク環境を構築するかで決まります。
執筆専用であれば、比較的こじんまりとしたほうが作業しやすいはずです。
PCで映画を観たいとか、動画・画像を編集したいとか、別の用途もあわせて考えるのであれば、少し大きめのものを検討してもいいでしょう。
用途だけでなく、デスクの広さや部屋とのバランスを考えれば、最適なサイズはおのずと定まってきます。
スタンドのデザイン
次に考えるのは、モニターの設置についてです。
モニターには、デスク上で自立させるためのスタンドが付属しています。
外観の良し悪しは、スタンドのデザインの良し悪しで決まるといっても過言ではありません。
脚部がついているものや、フラットな板がついているもの、円形になっているものなど、多岐にわたります。
どれだけディスプレイがスタイリッシュでも、スタンドのデザインが気に入らなければ、いまいちな印象になってしまうでしょう。
スタンドに関しては見た目だけでなく、「調整幅」にも着目することをおすすめします。
上下の昇降ができたり、角度をつけられたり、画面を回転させて縦置きできたりするものもあれば、ほとんど調整幅がないものもあります。
デスク上での外観はもちろん、実際の使用感にも直結する部分ですから、スタンドの機能も無視できません。
純正スタンドで満足できなかった場合、モニターアームの導入を検討するはずです。
位置的な問題を解消するだけでなく、見た目も新奇的になるのでおすすめです。
アームを取り付ける場合、モニターが「VESA規格」に対応していることが必須です。
モニターの詳しい仕様について判断できなかったとしても、設置方法だけは注目しておきましょう。
モチベーションの向上につながる
PC本体やキーボードに比べて、モニターはひんぱんに買いかえるものではないはずです。
捨てるにしてもお金がかかったり、売却するにしても梱包がめんどうだったりします。
それでいてモニターは、部屋のなかで大きな存在感を放ちます。
だからこそ「見た目」を重視することは、圧倒的に正しいのです。
余力があれば機能や性能にもこだわるべきですが、主な用途が執筆であれば、難しく考える必要はありません。
長時間使用するため、目に負担がかからないように「ノングレア」を選ぶ程度でしょうか。
とはいえPC用として販売されている一般的なモニターの液晶はほとんどノングレアです。
最初の基準は見た目から入ったとしても、大きく失敗することはありません。
気に入った見た目のモニターを使うことで、執筆に対するモチベーションも向上します。
かんたんにいえば、デスクに向かうことへの抵抗感が薄れるのです。
モチベーションを支える作業環境は、デスクやチェア、PCやキーボードなど、複合的な要素から成立します。
そのなかでもモニターは、とくに比重をかけるべき要素といえます。
モニター選びに悩んでいるのであれば、まずは気に入ったものを探すことから始めましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません