読んでもらうための目次

2017年6月11日

 

文章を読む行為は、たくさんの時間とエネルギーを消費します。

慣れている人でも、長文をダラダラと読むのは苦痛でしかありません。

 

さらに、求めている内容がそこに書いてあるかどうかが不明瞭では、なおさらです。

この問題を解決できるのは、目次の存在です。

 

 

たとえば「二輪免許の取り方」について紹介する文章を書くとします。

二輪免許は、バイクの排気量に応じてさまざまな形態があります。

 

 

目次なし:テーマ「二輪免許の取り方」
 原付免許が~で、~が必要だ。小型二輪がは~で、~に注意。普通自動二輪は~で、~したほうがいい。大型二輪は~だけど、~だ。

 

どの免許を取るかは、読み手の事情によるものです。

目次なしで書いてしまうと、読み手が求める情報にたどり着くまでに時間がかかります。

情報を網羅しようと試みていますが、逆に読みづらい文章になっています。

 

 

目次あり:テーマ「二輪免許の取り方」

1. 原付

  ~

2. 小型二輪

  ~

3. 普通自動二輪

  ~

4. 大型自動二輪

  ~

 

目次を作成することで、内容を一覧表にまとめるような効果を得られます。

読み手としては、目次があったほうが視覚的に理解しやすいのです。

これで、読み手は自分のニーズに対応した項目から読むことができますね。

 

読み手にとっての目次は、その文章を読むかどうかの決め手にもなり得ます。

体裁を保つためだけではなく、読み手にとってわかりやすい目次を作成することが重要です。

 

Posted by 赤鬼