書き手としての年賀状作成

2018年1月4日

 

年末年始の書く作業といえば、年賀状の作成です。

書き手としては、腕の見せどころですね。

 

パソコンや家庭用プリンターが広く普及した昨今、年賀状の作成はとても楽になりました。

また、さまざまなサイトで多彩なテンプレートが公開されています。

無料で使えるものも多くあるため、デザインに困ることはないでしょう。

 

ただし、添える文言までテンプレートを用いることはおすすめしません。

 

 

私は、キレイな字を書くことが苦手です。

画像にあるような不格好なたたずまいを見るたびに、げんなりしてしまいます。

 

しかし、字の上手い下手はそれほど重要ではありません。

もっとも大切なのは、気持ちを伝えること。

年賀状は、相手との関わり合いを証明するツールのひとつです。

 

たしかに私の字は下手くそですが、印刷された無機質な文字よりもずっと良い文章を書けていると思います。

気持ちが伝わる年賀状を作成するには、たった一言だとしても手書きしたほうが良いです。

 

 

書く仕事は、休みらしい休みがありません。

そのため、年賀状作成のように、直接的なお金を生み出さない作業が億劫になってしまう人も少なくないはずです。

 

そこで、発想を転換しましょう。

年賀状は伝わる文章を書く機会のひとつです。

 

書き手として、こうしたチャンスを逃してはなりません。

年賀状を送る相手のことを考え、自らすすんで筆を取れるような書き手になるべきです。

 

 

コラム

Posted by 赤鬼