愛用のノートパソコンに捧ぐ

 

昨日、あるクライアントさんから依頼された案件をこなしていたときのことです。

 

突然、パソコンの電源が落ちてしまいました。

 

これまでも何度か似たような症状があり、そのときは電源を入れ直せば起動していました。

しかし今回は様子が違っていて、ウンともスンとも言わない状態になってしまいました。

 

それなりに焦った私は、いろいろと対策を施しました。

バッテリーを抜いて放電したり、内部にエアーを吹いて掃除したり、メモリを抜き差ししたり……。

 

古いモデルではあるものの、こちらの記事にも書いたように思い入れのあるパソコンです。

私にできる範囲での最善を尽くしました。

 

しかし結局何をやってもダメで、電源がつく気配すらもありませんでした。

もはや騙し騙しの応急処置は通用せず、素人の手には負えない域に達していたのです。

 

 

しばらく悩みましたが、修理には出さず眠らせることにしました。

 

このまま使い続けていても、いずれまた今回のような事態に陥るリスクは消えないでしょうし、修理にかかる費用だけでも今より高スペックなモデルが買えるだろうと判断したからです。

 

いわゆる、「買い替えのタイミング」ですね。

そう自分に言い聞かせ、割り切ることにしたのです。

 

 

以前からパソコンの調子があまり良くなかったことから、ある程度、今回のようなトラブルへの予見はありました。

 

そのため、重要なデータの保護に関しては対策済みでした。

パソコン本体のハードディスクに保存していたのは、損失しても実害がないデータのみです。

もちろん執筆途中での故障だったため、直近のデータは復旧できませんでしたが……

二次被害を最小限に抑えることができたのは、不幸中の幸いといえるでしょう。

 

もはや終盤に差しかかっていますが、やっとのことで本題について書きます。

この記事を更新しようと思ったのは、長らく相棒として活躍してくれたこのパソコンへの感謝を記すため。

 

あなたの存在がなければ、この「書く仕事」は実現すらしていなかったでしょう。

文章を通した表現活動は、今後、死ぬ寸前まで続けていくつもりです。

すべての根源となったあなたには、感謝の思いでいっぱいです。

 

ありがとう。

 

本当にお疲れ様でした。