一度に盛り込む情報は2つまで
重い荷物をたくさん運ぶときは、何回かに分けて運ぶのが定石ですね。
人が持てる重さには限界がありますし、トラックや重機などでも最大積載量が定められています。
無理をして一度に運ぼうとすると、事故やケガの原因になります。
文章の執筆に関しても、同様です。
ひとつのセンテンスに多くの情報を盛り込んでしまうと、内容が伝わりづらくなってしまいます。
こちらの記事でご紹介しましたね。
ひとつのセンテンスにつき、ひとつの情報を伝えることが、執筆の原則です。
ただしあまりにもブツ切りのセンテンスが連続すると、不自然に感じる場合があります。
特に、長文の場合はこの傾向が強くなります。
不自然なブツ切りを解決するには、一度に複数の情報を運ぶ必要があります。
このときセンテンスに盛り込む情報は、当然ながら関連情報であることが前提です。
関連性の高い情報を見極めたうえで、ひとつのセンテンスとして繋いでいきます。
情報を盛り込むときは、多くても2つまでに収まるよう心がけましょう。
3つ以上の情報をひとつのセンテンスで扱おうとすると、接続詞を2回使用したり、文末の表現を工夫する必要があります。
文章の組立がうまくなければ、読み手に負担をかけてしまう可能性が高くなるのです。
それ以上の関連する情報を一度に運びたくなった場合は、箇条書きを選択するのもひとつの手ですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません