一度に盛り込む情報は2つまで

2017年5月2日

 

重い荷物をたくさん運ぶときは、何回かに分けて運ぶのが定石ですね。

人が持てる重さには限界がありますし、トラックや重機などでも最大積載量が定められています。

無理をして一度に運ぼうとすると、事故やケガの原因になります。

 

 

文章の執筆に関しても、同様です。

ひとつのセンテンスに多くの情報を盛り込んでしまうと、内容が伝わりづらくなってしまいます。

 

こちらの記事でご紹介しましたね。

「短く書く」ということ

ひとつのセンテンスにつき、ひとつの情報を伝えることが、執筆の原則です。

 

 

ただしあまりにもブツ切りのセンテンスが連続すると、不自然に感じる場合があります。

特に、長文の場合はこの傾向が強くなります。

不自然なブツ切りを解決するには、一度に複数の情報を運ぶ必要があります。

 

 

このときセンテンスに盛り込む情報は、当然ながら関連情報であることが前提です。

関連性の高い情報を見極めたうえで、ひとつのセンテンスとして繋いでいきます。

 

 

情報を盛り込むときは、多くても2つまでに収まるよう心がけましょう。

 

3つ以上の情報をひとつのセンテンスで扱おうとすると、接続詞を2回使用したり、文末の表現を工夫する必要があります。

文章の組立がうまくなければ、読み手に負担をかけてしまう可能性が高くなるのです。

 

 

 

それ以上の関連する情報を一度に運びたくなった場合は、箇条書きを選択するのもひとつの手ですね。

「箇条書き」を選択するタイミング

 

Posted by 赤鬼